ハイスペックはお断り【名探偵コナン】

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『…っ』


「くそっ！お前はただの喫茶店のアルバイトだろ！どうしてお前なんかがいいんだ！」


顔か！顔が良いからなのか！


もう耳元で叫ばないでほしい




『教えてあげようか！彼は自分の名誉や権力のために誰がを利用したりしない！正義の為に戦っているのよ。あんたがこの先知り得ることの無いくらいの悲しみを背おって一人で戦ってるの！だから！』


お前のような犯罪者と一緒にしないでくれる？


「っ！ははっ！そんなにあいつが良いんだな！じゃあもう死んでくれよ！」


男はナイフを振り上げた


『私はまだ死なないわよ！』





パリンッ


窓ガラスが割れ持っていたナイフが飛んだ


「はあ！！！」


そこからは一瞬だった


流れるような零の蹴りで御上は吹き飛んだ


「A！！！」


『ははっ！一ヶ月で二回も刺されるとこだったわ』


零がホッとした顔をみせた





「コナンくん！」


彼はロープを解きながらスマホから名探偵へ電話をした


「安室さん！Aさんは大丈夫？」


『大丈夫だよ』


「良くやった」


「僕じゃなくて撃ったのは赤井さんだよ」


「良くやったコナンくん」


「…」


『赤井にありがとうって伝えておいて』


「わかった！」





「A…」


零に抱きしめられた


『生きてるよ』


「よかった。本当によかった。」


『零が助けてくれたから』


「言っただろ？必ず守るって」


『…そうね。やっぱり私にはあなたが必要みたいね』



そうして御上と田所は捕まり、ストーカー事件は幕を閉じたのだった



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