ハイスペックはお断り【名探偵コナン】

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『私より頭脳明晰な女性ならもっと他にいるわ』


「…雨宮さんは僕の憧れなんです。医者であり研究者であり、警察官でもあり！ところが最近は男の人と遊んでばかりですよね？研究もろくにしないで！」


僕はあなたに失望し、そして嫉妬した。だから僕気づいたんです


「これは憧れではなく愛だと」


『随分と１人よがりな愛ね』


「なんとでも言えばいい。もう此処には関係者以外は入れないんだから！」


『私を此処で襲うのかしら？でもこのアラームも半日あれば止まるわ。私が出て薬を飲めば子供はできない』


「そこは心配しないでください。あなたは明日から１週間休みになっています」


『…どういうこと』


「所長にお願いしたんです。彼女に研究を手伝ってもらいたいので一週間休みを貰うように。だからあなたを心配する人なんていません」


所長が何故了承したのか分からなかった


「このアラームが止まればここを出て、２人でゆっくり愛し合いましょう。時間はあります」


僕を必ず愛してくれると思います






『ふっ！はははっ！』


「何がおかしい！」


『確かにあなたは優秀ね。知能も高し、行動力もあるみたいね。でも私はもっと優秀な人を知ってるわ』


「なっ！そいつは法医学の知識を持っているのか！」


『いいえ』


「じゃあ！博士号を持っているのか！」


『いいえ』


「何も持ってないような奴のどこが優秀なんだ！」


彼は顔を真っ赤にして叫んでいる。余程自分がバカにされたのが気に食わないのか



『彼はあなたに持ってない物を持っているわ。信念。正義。そして私からの深い愛も』


「そんなものを持って何になる！」


『それに彼は…』






ピピッ


「誰だ！」


『私がピンチな時は必ず助けてくれるのよ』




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