ハイスペックはお断り【名探偵コナン】

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「コナンくんがすみません！私毛利蘭です！」


『よろしくね！蘭ちゃん。私の方がごめんね？コナンくん！またここに来るからその時またお話してくれるかな？」


「うん！僕のほうこそごめんなさい」


「じゃあ僕もう上がりなので外で待っててもらえますか？僕車まわますね」


『はい！ありがとうございます。じゃあまたねコナンくん』


そう言って彼女は出て行った


さぁ、聞かせてもらおうか。









「お待たせしました！乗ってください」


『じゃあ失礼します』


「イタリアンなんてどうですか？僕のオススメの店があるんですけど」


『いいですね！』


「あ、ちょっと失礼」


ブチっ！！！


くそっ！やっぱりバレたか…
しかし、彼女はまたここに来るって言ってたしまた聞けばいい。彼の本性を


『小学生に盗聴器なんて使わせる奴がいるのね』


「やはり気づいてたんだな」


『私ああいうキャラクター辛いの。キャピキャピしてないから』


「教えてやろうアラサー女。キャピキャピは死語だぞ」


ジュッ


「禁煙車だ」


『嘘ばっかり。女物の香水、それにメンソールのタバコの匂い。タールの臭いがすぐ消えると思ったら大間違いよ』


「そういや、お前は昔から鼻と耳は良かったな」


『まぁ、禁煙車ってことにしておいてあげる。ところで、本当にイタリアンに行くつもり？』


「まさか。ご希望の居酒屋に行くさ」


『流石ね…零』

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