28 ページ29
「俺は必要となれば彼女だって利用する」
『それがあなたの仕事だもの』
「でもAは違う」
『零…』
「鈍いお前でも分かるだろ?」
『やめて』
「なんだ?照れてるのか?」
『嫌い』
丁度良かったコーヒーはなんだか甘くなっていて、さっきまで痛かった心臓の心拍が上がっていた
「おっと。もうこんな時間だな」
『なに?』
「この後予定はないだろ?」
『あのね、私だって暇じゃないのよ』
この後は研究所に行って論文を書かないといけないし…
「パソコン」
『違う』
「さっき座った時に見えましたよ?今日は一日予定はないはずですし、もしかして今時手書きで論文を書かれるのですか?」
ニコニコと帰るなと言わんばかりの笑顔を
「僕はあと2時間程で上がりですが、これから少し騒がしくなると思うので隅の席へどうぞ」
『はいはい』
私は荷物を持って奥の席へと移動した
「あむぴ今日も超イケメン!」
「そんな照れますね!」
騒がしくなるとは女子高生の団体様だった
彼との2人の時間が終わりお客さんがチラホラ来店したが、特に気にすることなく仕事ができた
なのに
『全然集中できない』
今にもパソコンを叩き割りそうな勢いだった
「Aさんファイトー」
それに私の前に座る工藤新一ではなく、江戸川コナン
『帰りたい』
「ダメだよ。僕まで怒られちゃう」
安室さんにAさんの相手してってお願いされたんだと
『君はいつから彼の味方になったのかな』
「それに僕の宿題も教えて欲しいしね!」
『へぇー。高校生の君が小学生の問題が解けないと』
「しーっ!!!」
616人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
noa(プロフ) - toratora10さん» コメントありがとうございます!ボーンスプレマシーは存じ上げませんが骨は語るの方ですね(笑)大好きなドラマで参考にしていますが、主人公程私が知的ではないので賢く書きたくても書けないのですが(泣)気づいて頂けて嬉しいです! (2019年3月4日 9時) (レス) id: ce90e029ff (このIDを非表示/違反報告)
toratora10(プロフ) - ボーンレディ=ボーンスプレマシー=骨は語る。ですか?(^。^) (2019年3月4日 9時) (レス) id: 666f1a834c (このIDを非表示/違反報告)
noa(プロフ) - ニッチさん» コメントありがとうございます!私もくそかっこいいな!と思いながら書いてます!笑 こちら48話までございますので、全て更新次第2の鍵を外しさせて頂きます!明日には全て更新しますのでお待ちください(^ ^) (2019年3月2日 22時) (レス) id: ce90e029ff (このIDを非表示/違反報告)
ニッチ(プロフ) - めっちゃおもしろかったです!安室さんの格好良さに惚れ直します!続きのパスワードを教えて頂きませんか? (2019年3月2日 22時) (レス) id: 82d03a44e1 (このIDを非表示/違反報告)
noa(プロフ) - るなさん» コメントありがとうございます!やる気の源になります(泣)これからも頑張りますのでよろしくお願いします! (2019年3月2日 21時) (レス) id: ce90e029ff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:noa | 作成日時:2019年2月18日 9時