番外編 ページ7
MG side
今日は俺の誕生日。ファンからもメンバーからもお祝いしてもらって、幸せな一日。
ただ、まだ俺の奥さんからはお祝いされてもらっていない。
昨日の夜。正しくは4月6日 0:00
俺はAからの「おめでとう」待ちだったのにAは何も言わずに寝てしまった。
今朝、「おめでとう」って抱き締めてくれるかなって期待したのに、「行ってきます」ってあっさり出かけて行った。
MG「俺、もう飽きられたのかなぁ、」
WN「俺に相談するか?お前より恋愛経験少ないって言うのに。嫌味か?」
MG「だって、こんなこと言えるのおぬよんだけだし、」
WN「はぁ、大丈夫。お前に飽きたりしないよアイちゃんは」
MG「なんでそう言いきれんの?」
WN「カトクでお前との惚気けばっかりだから。」
MG「なんでAのカトク知ってんの!」
WN「今そこじゃねえだろ」
おぬよんに相談してもイライラするだけで何の解決にもならない。
肩を落として家に帰る。
マンションの前まで来て部屋を見上げると電気のついてない俺の部屋。Aがまだ帰っていない事を意味していた。
MG「、、、ただいまぁ、」
玄関を開けて電気をつける前に明るくなる部屋。
驚いて顔を上げると満面の笑みで待ち構えるA。
『オッパ!お誕生日おめでとう!!』
リビングは煌びやかに飾り付けられ、ダイニングテーブルの上には豪華な料理と大きなケーキ。
MG「えっ、うそ、覚えてたの?」
『当たり前でしょ笑 おめでとう!』
MG「ありがとう!」
Aをぎゅーっと抱きしめるとAの匂いがして、嬉しくて、泣きそうになる。
『え、オッパ泣いてるの?笑』
MG「泣いてないよ、」
『泣いてないで、メンバーの皆さん呼んで?この量2人じゃ食べきれないからみんなでお祝いしよう?』
MG「うん!」
『それと、はいこれ。』
MG「え、プレゼント?」
『開けて?』
青い綺麗な紙で包装された長方形の箱を開けると
MG「うわ、これ俺に?」
『もちろん。』
MG「ありがとう!」
ずっと欲しかったスニーカー。
今まで過した誕生日の中で1番幸せな誕生日だった。
これからもAとお祝い出来たらいいな。
番外編 (終)
誕生日おめでとう!みんぐ!
409人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きっと来世は推しの人中 | 作成日時:2020年2月26日 13時