7日目(ありがとう) ページ4
You side
次に目を覚ましたのは自分の家だった。
MG｢あ、起きた？｣
『ぅん、、、えっ？オッパ？』
MG｢うん。オッパだよ。大丈夫？｣
『あれっ、ここ私の家だよね、なんっっ、、、』
体を起こすけど頭痛がして話が止まってしまう。
MG｢無理して起きなくていいから。休んで。｣
『うん。ありがとう。』
MG｢ごめん、触るね？｣
オッパはベッドサイドのテーブルにお粥を置き、私のおでこに手を当てた。
MG｢うん。下がってる。良かった。｣
『ごめんなさい。迷惑かけて。』
MG｢、、、本当だよ。せっかくのデートだったのに。｣
『ごめんなさい。』
MG｢いや、嘘だから！そんなに凹まないで笑｣
『本当に申し訳なく思ってるの。』
MG｢調子良くないなら朝言ってくれれば良かったのに。｣
『朝はイけると思ってた。』
MG｢そっか。次からはなんかあったらオッパにすぐ言うんだよ？｣
『わかった。』
MG｢ほら、元気だして。お粥食べよ。｣
『食べる。』
オッパが作ったお粥は優しい味がして、泣きそうになった。
『美味しい、、』
声が震えて本当に泣きそう。
MG｢もー、なんで泣くの笑｣
『まだ泣いてないもん、、』
MG｢10秒後には溢れてそうだけど？笑｣
『うるさいなぁ、でも本当に美味しい。ありがとう。』
MG｢どういたしまして。食べたら寝てて。後片付けしちゃうから。｣
『はぁ、私オッパのお嫁さんで本当に良かった。』
MG｢手のかかるお嫁さんですねえ笑｣
『オッパ、スケジュールは？ここに居て大丈夫なの？』
MG｢俺の心配じゃなくて、自分の心配しろよ笑 大丈夫。ここに居るから。｣
『うん。ありがとう。』
お粥を食べ終えた私はオッパに甘えてそのまま眠ってしまった。
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作者名：きっと来世は推しの人中 | 作成日時：2020年2月26日 13時
