僕たちのヌナ #2 (ページ13)

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とつぜんページ13

SC side

その日、Aはマネヒョンを連れて夕方宿舎を出ていった。

どこに行くのか聞いても濁されるばかりで答えてはくれなかった。

でも、30分程で帰ってきた2人。

ショッピングバッグも、スイーツ店の紙袋も無く、出ていく時と変わった様子も無かった。

特に気にとめずに居たが、

？｢ええぇぇえええっ！！｣

JH｢うるさっ、｣

SC｢ミンギュか？｣

JN｢なにごと〜？？｣

タタタタッと効果音が出そうなほど小走りで現場(？)に向かったジュンの後に続いて俺もミンギュのもとへ向かった。

そこにいたのは部屋着に着替えたAとAを見て驚いてるミンギュ。

JH｢うるせえよ、何があった？｣

MG｢いや、ヌナが、｣

『ダメダメ！言わないで』

JN｢あっ！僕わかった！｣

『シーっ！ジュニも言わないで！』

JN｢似合ってるよヌナ。｣

『ありがとう´`*』

SC｢なんだよ、隠し事すんな〜｣

『隠してないよ。気づいてくれるのを待ってるの。』

MG｢ヒョンたち気づいたら怒りそう笑｣

『怒りませんように、、、』

それに気づいたのはこのやり取りのすぐ後だった。

笑うと首が座らなくなるA。

Aがスングァンで爆笑してる時にチラッと見えた左耳。

そこには見慣れないものが２つ着いていた。

SC｢あっ、｣

Aの左耳から見えるのはインナーコンクとヘリックスに空いたピアスだった。

『気づいた？どう？2個開けたの。』

SC｢もうやめろって言わなかったっけ？｣

『ごめん、でもインナー開けたいってずーっと言ってたでしょ？念願のインナーコンク。思ったより痛くなかったよ。』

SC｢可愛いし、似合ってるけど、一言言って欲しかったし、これからのケアが大変だろ。｣

『もう、ごめんって。ケアは頑張ってみる。次開ける時は一緒に行こ？』

SC｢は？まだ開ける気なのか？｣

『もう開けたい場所はないけど、そのうち出てくるかな〜』

SC｢まじ、もうやめて。｣

『冗談だって笑』

AのニューピアスはCaratにも大人気で、トレンド入りしたとか何とか。

とつぜん (終)