1日目(あーん) ページ6
You side
レアチーズケーキを1口食べたオッパは口に手を当てキラキラした目でケーキを眺めた。
わあ、美味しそう。
『オッパも、美味しそうに食べますね笑』
MG「はい。あ〜?」
『へ?』
MG「早く口開けて?はい、あ〜ん」
『ぁ、あーん、』
不意に口元に出されたフォーク。
レアチーズケーキの欠片を乗せたオッパのフォーク。
これは、関節キスに値してしまう、、よな、、、
MG「Aちゃん?美味しくなかった?」
『いえ、すっごく美味しいです!』
そんなこと気にしてるのは私だけで、こんなことで顔を赤くしてるのも私だけだ。
MG「でしょ!これにして良かった〜。あ、りんごタルト俺も食べたい!」
『あ、どうぞ!』
私はタルトの乗ったお皿をオッパの方へ押し、フォークの持ち手をオッパの方に向け渡した。
いや、渡そうとした。
MG「違うじゃん。」
『え?オッパ他に食べたいタルトあったんですか?』
MG「そうじゃなくて、俺にも食べさせてよ!あーんってして!」
『あっ!あ、はい!』
分からなかった、慌ててフォークにタルトを乗せてオッパの口元へ送る。
あ、オッパの顔ちょっと赤くなってるかも、
『ふふっ^^ オッパ、あ〜ん、、、どうですか?』
MG「うん、すごく美味しいです、」
『言い方が美味しくなさそうですよ、』
MG「Aちゃんに食べさせてもらったからより美味しくなった。」
『なっ、よくそんな事を恥ずかしげも無く言えますね、、』
きっと私の顔は真っ赤だ。
ちらっと見たオッパの顔。
手の甲で口元を隠し耳を真っ赤にして窓の外を見ていた。
next↪
687人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きっと来世は推しの人中 | 作成日時:2019年12月13日 0時