空港事件 ページ27
「出来たよ」と声をかけられ、改めて鏡を見ると見慣れない私。
MG「うわぁ、」
WN「どう?新しい自分。」
『慣れないな、、、首がすーすーする。』
WN「綺麗だよ。ヌナ。」
『ありがとう。ウォヌ、ミンギュ。』
いい気分転換になった。まだ、モヤモヤと考えてしまうけどだいぶ頭が軽くなった。
『オッパ。』
MN「ん?、、、ぅわ、、」
迎えに来てくれたマネオッパ。明日、日本に行くことを話した。心配してくれて、少し反対されたけどちゃんと私のこと考えて行動してくれるみたい。
私は周りの人に恵まれたなぁ。
MN「それにしても、お前綺麗になったな。」
『えっ?』
MG「ヒョン、口説かないでください」
MN「口説いてねえよ。いや、本当に。綺麗だ。」
『、、、ありがと、』
WN「ヌナが照れてる。」
MG「えっ!ヌナ!まさか、マネヒョンに気があるんですか?!ダメっ!うわああああ!!」
『違うよ!メンバーに言われるのと他の人に言われるのだとだいぶ違くて、ちょっと慣れないの、』
MN「はぁ、これはファン増えるぞ。」
宿舎へ戻っても見慣れない自分の姿を鏡でじーっと見ていた。
ずーっと鳴っていた携帯がウザったくて電源を切っていたけど、家族に連絡しなきゃと思っての電源を入れた。
メンバーはもちろん、友達、家族からのメッセージや不在着信でいっぱい。
『もしもし。お母さん?』
母「A?!大丈夫なの?!」
『平気だよ。』
震える声で受け答えする母の後ろで、お父さんや弟の声が聞こえた。
『お母さん、スピーカーにしてくれない?』
母「ちょっと待ってね。」
父「無理してないか?A」
弟「姉ちゃん、」
『ごめんね。心配かけて。でも、大丈夫。さっき髪も切ってきてね、マネージャーさんに綺麗になったって言われたの。』
父「そうか。、、、、なぁ、戻って来ないか?」
母「ちょっと、お父さん。」
『どういうこと?』
父「心配なんだよ、お前が。これ以上娘が傷つくのを見たくないんだ。」
『、、、心配かけて本当にごめんなさい。でも私、SEVENTEENを辞めるつもりないよ。傷ついてもステージに立つつもりでいる。こんな事で辞められない。14人でステージに立ちたいの。ごめん。帰れないよ。』
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きっと来世は推しの人中(プロフ) - yun1201さん» 暖かいメッセージありがとうございます。そう思っていただけてることすごく嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2020年3月9日 20時) (レス) id: 7c8494b71e (このIDを非表示/違反報告)
yun1201(プロフ) - 皆様の心が、癒されていかれることを願っております。長々と勝手な事を書いてすみませんでした。これからも、お話楽しみにしております。個人的にスンチョルペンですので、絡みがあるお話の時は余計楽しみに読ませて頂いております。これからも頑張ってください。 (2020年3月9日 17時) (レス) id: 8a8a393e58 (このIDを非表示/違反報告)
yun1201(プロフ) - 精神的な、ダメージを受けて未だに苦しんでおられる人々も沢山みえるでしょう。震災を体験した方でないと、わからない苦しみや感情があると思いますが、これからもあの出来事は歴史として残り、語り継がれていくと思います。安易な事は言えませんが、少しずつでも (2020年3月9日 17時) (レス) id: 8a8a393e58 (このIDを非表示/違反報告)
yun1201(プロフ) - あの震災は本当にショッキングな出来事でした。連日のテレビ放映での映像、とても、日本で現実に起きている事とは、思えないほどの、衝撃を受けた事を今でもおぼえてます。あれから月日は経ちましたがまだまだ復興は進んでいない所もあると聞きます。 (2020年3月9日 17時) (レス) id: 8a8a393e58 (このIDを非表示/違反報告)
きっと来世は推しの人中(プロフ) - siruuさん» ありがとうございます!1人でも多くの人の記憶の片隅に残ればと思い描きました。このようなコメント、すごく嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2020年3月9日 11時) (レス) id: 7c8494b71e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きっと来世は推しの人中 | 作成日時:2020年2月13日 12時