僕たちのヌナ

TTT ページ5

再び出発する車はそのまま高速道路へ。









SC｢あーーー、遠いですー、腕が短いです、｣



『大丈夫？腕痛いでしょ？』



SC｢痛い、｣



『あいご、』



SG｢ほんとにこの2人は夫婦みたい。｣



『やめて。スンチョルの顔が緩んじゃう。』



SC｢緩まねえよ｣



SG｢カメラに写ってますか？コレ。｣



DN｢何が？｣



SG｢このヒョン、さっきからヌナの太腿に手乗せてるんですよ。何してるんですか本当に。イチャつかないでください。｣



JN｢わあ、ほんとだ！｣



SC｢違う！違う！さっき段差で車が揺れたからその時手出して、そのまま、、、｣



『ありがとうね。』



SG｢この2人はこれからもずっとこのままな気がする。｣









一応撮影だから寝れないし、喋らないといけないという認識があるのでダラダラと中身のない話をしながら目的地を目指す私たち。





すると道路標識に書かれた磨石の文字。









DN｢もう磨石まで来たんだね。｣



SG｢この看板見たらホシヒョンが｢磨石は僕の故郷だ。｣って言いますよ。｣



『決定事項ね。』



SC｢完璧に言うよ。｣



SG｢みんな知ってるよ！！何年一緒にいると思ってるんだ！何回聞いたと思ってるんだ！｣



『スングァン、だいぶ溜まってるみたい笑』









スニョンの話しで盛り上がる車内。



いきなりディノが前方を指さしながら大声を上げた。









DN｢うわぁー！ほんとに言ってる！！wwwwwwwww｣



SG｢うわ！www本当に言ってた！wwwwww｣









隣の車線にはハオが運転する車。その助手席からスニョンが顔を出し、｢僕の故郷！｣だのなんだの本当に話しをしてる。









『本当にあの子は笑 危ないから頭出さないでってもう何回言ったかな〜、www』



SC｢あぁー、www海外行った時のバンでよく聞くやつだwww｣



SG｢あっ、ミンギュヒョンから電話だ。ヨボセヨ？｣









スピーカーにして電話を受けるスングァン、ミンギュの笑い混じりの声が聞こえた。









MG｢やー、見た？｣



SG｢見たよ笑 あー、まじめっちゃ面白かったwwwwww｣



MG｢見たってwww｣



SG｢やー、なんで面白かったか分かる？僕たちの車の中から磨石の標識が見えたんだよ。

その時向こうの車でホシヒョンが故郷だって話してるでしょって話してたら本当に隣の車線で話してるんだよwwwwwwwwwあー、本当に面白いwww｣



MG｢あはははっwwwwwwwww｣









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