マフィアが異世界に飛ばされました。。【文スト】【鬼滅の刃】

人見知りであるが故…にて(参拾弐) ページ35

_______貴方side_______





_________昔は人と接するのが苦手だった。





初めて森 鴎外(せんせー)とエリス嬢に会った時はせんせーを氷漬けにしかけた位、誰かと関わるのが嫌で嫌で仕方が無かったっけ…。_________







初めて紅葉(師匠)や太宰君なんかと会った時も、握手を求めて伸ばされた手に反射的に異能力を使っちゃった事もあったなｧ…
太宰君居なかったら大真面目に氷漬けにする所でした_______師匠ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ。





_________「君はもう少し肩の力を抜いた方がいいんじゃないかい？

そんな状態で居続けたら鬱病になってしまうよ」




「で、出来たら苦労しないよｫ…」




「君、僕より歳上なのに泣き虫すぎないかい？」





「ぜんぜぇぇえ(せんせー)太宰君ぐんがいめじるぅぅう！！」_________





嗚呼＿＿何という黒歴史なんだろうかｧ…。






_






_








「どうしたどうした！さっきよりも初動が遅れて攻撃に当たりっぱなしだ！」







「うるさｧ…ｯ」





確かに煉獄(この人)の云う通り、最初に比べて攻撃に移る前の出だしの動きが鈍くなってるのは事実だけど…





「聞いてないよ！ガチで来るじゃん！」





「当たり前だ！本気でやらなくては演習訓練の意味が無い！

それと、防ぐばかりでは鬼との戦いには勝てないぞ！」




そう会話してる最中も容赦なく木刀が撃ち込まれる。




_______防ぐばかりでは主は負け犬じゃな_______






負け犬？





_______オマエは誰からも必要とされない…ただの塵だ。_______





「負けたら塵…そんなの絶対嫌だ。絶対負けないｨ…

_______【異能力 氷花】」





「！？____漸く本気を出してくれたか！

全集中___【炎の呼吸 弐の型 昇り炎天」】！」









その日_______炎柱 煉獄邸に日常では聞きえない、有り得ないような破壊音が響き渡ったのだった……

''弟''千寿郎の気苦労は絶えない…にて(参拾参)→←大分遅くなりましたが映画化…おめでたい事でございます

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