私は防弾少年団の一員…なのかな

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Myside

先生『Aさん…こちらの部屋に』

『はい…』

先生『お聞きしたいのですが、その火傷と、その痣…眠っている間にレントゲンを撮りました。負荷がかからないとならない"肋骨骨折"だと判断致しました。』

ナックルで殴られたらそうなるよね…

『…先生方は"暴力"を受けていると考えているんですよね？』

先生『はい。』

『…そんな訳n先生『否定しても無駄です。咳でも骨折するくらいの弱い肋骨ですが、それは確かに人の手が犯した傷です。それに脚も少しヒビが入っています。』…』

話す時が来るなんて…ね

『…そうですね。確かに私は暴力を受けています。その肋もその足のヒビもナックルで殴られた時のものです』

先生『ナ、ナックル？！』

『この火傷も熱湯をかけられ、痣はいつもの様に殴られ蹴られて出来たもの。』

先生『ｯ…確か、防弾少年団？でしたよね？メンバー内でも暴力ですか？』

『…はい。いいんです。私が日本人だから、私がいらない存在だから。』

先生『…私はあなたのように日本人だからっといじめられてきた人を見てきました。だけど、その人は強く弱音なんて吐かなかった。』

『ｯ…』

先生『あなたはいらない存在なんかじゃない！！』

そんな優しい言葉かけないで。

そんな強い瞳で私を見ないで

『うぅ…辛いのに誰もｯ…誰も助けてくれない…私は、頑張ったのにｯ…』

先生『ｯ頑張った！頑張ったよ！』

『うぅ…うわぁぁぁぁあああｯ…』
…

『…ｸﾞｽｯ…今日の話は…秘密にしてください』

先生『ｯえ？どうして！そしたらあなたはまた。』
… ｻﾀﾞﾒ…
『私にはしないといけない運命がある』

先生『ｯ…分かり、ました…』
________
そして、安静に過ごせと念を押され病院をあとにした

SEVENTEENの方達とも別れ

また、一人ぼっちのAへと戻った

ｻﾞｰｻﾞｰ

潮の匂いと、波の音

『…久しぶりだね、お父さん。お母さん』


この海の底に…2人は沈んでいる

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