及川徹の姉です！3【ハイキュー】 (ページ8)

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谷地「あっ！誰か…先輩、あっ」

「………」

日向「あの速攻止められたじゃねーか
今日も青城戦も！」

影山「てめぇ俺のトスが悪かったって言いたいのか？！」

日向「違うそうじゃない！完璧だった！！
ドンピシャだった！なのに止められた！
俺が今のままじゃ上にはもう通用しないだ！」

「焦るなと言ったでしょうが！！」

彼女のパンチが2人の頬に入った

「早く片付けて帰りなさい！！
その速攻は私が片付ける！だから、早く帰りなさい！！」

3人の帰り姿を見て彼女も帰ったが

影山と途中まで同じ方向だった

影山「……あの」

「喧嘩することは悪いことじゃない。
言い争うことも大切だと思う」

影山「うっす。」

「何をそんなに怖がってるの？」

影山「え？」

「新しいことを始めようとすることは烏野にとってプラスになる。今ある軸を壊してもまた再構築すればいいのに、」

影山「だけど、あの速攻に」

「日向の意思は必要ない、そう言ってたわね」

影山「はい」

「何も分かってないね、ほんと
じゃ、私こっちだから」

影山「あっ」

生暖かい夏の風が吹いた

次の日___

坂ノ下商店

考え事をしている繋心

繋心「……」

「なーに考えてんのっ」

繋心「うぉっあちっ！！！」

「…見た事のない速攻を進化させるのはどーやってやるんだろー…とか思ってたでしょ！」

繋心「そんな女々しくねぇよ！」

「空中は一瞬の技。分かるよ、とびーやすがちゃん、繋心君が躊躇う理由もね。だけど、トスが上がる以上スパイカーがさばくものよ」

"もしも"それが出来たならば小さな巨人をも超える空中戦の覇者となると繋心は思った

「ふふっ
答えは出てるのにね〜」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

繋心「しゃぁせー…て、日向か」

日向「あっ！Aさん昨日はすいませんでした！」

「女の前で喧嘩は見せるものじゃないのよ〜」

日向「はい！……コーチ、Aさん俺はどう練習すればいいですか」

「………繋心君、あそこに連れてってあげて」