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夜___
「ふふふっ一段と上手くなったでっしょ〜」
猫又「レシーブがあってこそだなっ」
冴子「ははさ〜先生ほら飲みな!!!」
武田「も、もうむりですぅ〜…」
繋心「チーン…」
「そんなのあったりまえだべ!
繋げること命の音駒だから信じてんだよ!!」
猫又「そりゃ嬉しいな〜
だが、A今何か悩んでるんだろ?あんな雑なプレーはAらしくない」
「………」
猫又「カラスは雑食、なにもかも吸収していくだろう
何をそんなに悩むものがあるか」
「……んふふ、なーんのことー?」
猫又「そーきたか
まぁ今日は奢りだ!明日に差し支えないよう飲め!」
「しゃぁああ!!」
「きもちぃいい〜」
猫又「道路をウロウロするんじゃねーぞ??」
「はぁい〜
じゃ私散歩して帰るから〜」
猫又「この酔っ払いめ笑」
「Bye〜」
東京の夏の夜
彼女が日本を去る前いた場所
タイミング次第できっとどうにかなると思っていた
いつかきっと日本でまた活躍できるのではないかと
そんな日本を離れた彼女は
またここへ戻ってきた
さぁどうする
答えはもう出ている
あの時決めたはずだ
来年戦うと
だけど、あの恐怖が彼女の足を掴んでいる
彼女はただバレーを教えている
いや、彼女が教えられているのかもしれない
「私らしくないなー…歳かな?」
幾度となく試練を乗り越えたはずなのに
簡単な選択さえ迷うようになった
烏野のことで悩んでいるのでは無い
だって、烏野は彼女がいなくても勝手に進化していってる
ただその烏野に彼女はいていいのか
迷う時がある
今すぐにでも彼女の居場所へ戻るべきではないかと
「……無駄な思考だな
マネちゃんずにアイスでも買ってあげよ〜」
彼女のタイミングはもうすぐだ
_______
皆様 ご愛読頂き誠にありがとうございます
この度シリーズ3となりました
2月16日にはゴミ捨て場の決戦公開されましたね
ハイキュー好きとして私も見に行きました
見た皆様も感動と興奮を得たのではないかと思われます
できれば公開までにその部分まで書きたかったのですが間に合いませんでした
今バレーボールをしている方、その時間を大切にし敗北を得て勝利を得て下さい
長編作品になり気分投稿ですがこれからもよろしくお願い致します
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作者名:ナミ | 作成日時:2024年2月13日 4時