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「まだ楽しませてよ」
赤葦のツーを分かりきったようにセットアップして見せた
虎「な、なな、Aさ、、ん！今のはす、すごい」
黒尾「たどたどしいな！」
「少し今のは無茶だったかなって思ったけど、流石エース！」
虎「ﾎﾞﾝｯ//////」
赤葦「すみません…」
木葉「まぁ落ち着けよ！」
「………」
25対19で音駒の勝利だ
小鹿野「すっげぇ…」
菅原「やっぱAさんすげぇな」
「なんだっけ、あかーし君？
君って賢いね！」
赤葦「ありがとう、ございます」
「賢いセッターは分かりやすいよ
でも、あかーし君梟谷ってチームをよく理解してる
だから、私みたいに梟谷の弱点を狙ってくるチームと当たった時焦らずにボールを上げ続けてね」
赤葦「？？…はい」
空気を圧倒してしまった彼女
「やっぱりこの格好がおかしかったかな…
もっとお腹とか開けとけば良かった…」
「「そっちはもう十分です!!!!」」
日向「………」
「……」
一日目の練習が終了した
犬岡「翔陽の速攻は相変わらず凄かったな！
後、Aさん！俺も打ってみたい〜」
日向「Aさんは凄いよ。でも俺は今までと変わってない。」
研磨「Aさんってさ、面白いくらいに次のセットが読みにくいよね。いつの間にか隙を作られてるって感じ。俺にはあんなプレー出来ないけど」
日向「前見た時よりも全然違った、、なんか怖かったな
あっ！なぁあの音駒のMB何者なんだ？！」
研磨「あぁ、1年の灰羽リエーフ
ロシアと日本のハーフだよ。」
日向「かっけぇ！」
研磨「なんだっけロシア語で」
犬岡「獅子っすね！ライオン！」
日向「前はいなかったよな？」
研磨「うん、リエーフは高校からバレー始めたから烏野に行った時はまだほぼ素人でベンチ入りメンバーしか行ってなかったからね」
日向「あれで高校から？！」
研磨「うん、それなのに一緒に組まされて大変だったタイミングバラバラだし、もう慣れたけど
だからそれに1回で合わせたAさんやっぱり凄い人なんだってちょっと思った」
犬岡「研磨さんため息ばっかついてましたもんね」
日向「研磨でも読めないことあんだな！」
研磨「リエーフが特殊すぎるんだよ
今は元々の身体能力とセンスだけでやってるね、あと身長」
日向「確かに！あの身長はずるい！」
犬岡「色々恵まれすぎっす！でも負けないっす！」
研磨「戦力になるし素直だし、やな奴じゃないよ」
夜久や海が人見知りの研磨を温かく見守る
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作者名：ナミ | 作成日時：2024年2月13日 4時
