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あなたside
直人「…さま …さま…お嬢様。起きてください」
「ん。」
直人「今日は 学校ですよ。お父様が下で朝食を食べるのをお待ちしております。」
「わかりました。」
急だけど 私には自由がない。
もう、こんな家から 出ていきたい。
私は、あの日、笑顔を失った。
直人「はやくご支度をしてください。」
「じゃあ、出てってください。」
直人「申し訳ございませんでした」
そう言い、直人さんは、
大きな大きな私の部屋から出ていく。
のんびり 制服に着替え。
部屋を出る。
直人「着替えるのに 10分。遅すぎます。
早く着替えてください。」
はからなくでいいじゃん 、、意地悪。
直人「それでは、1階に行きます。
エレベーターにお乗り下さい。」
「はい、、」
毎日楽しくない。
そして、1階につき。
お父様が待つ部屋へ
父「何分俺を待たせればいいんだ!」
と、怒鳴る。
じゃあ、1人で食べろよ。
ママがいないって?
そうなの。私が 5歳の頃、
ストレスで 亡くなっちゃったの。
ママのことは今度話すね?
「申し訳ございませんでした。」
そう言い、私は、椅子に座り、
朝食を食べる。
「いただきます。」
美味しいから文句など言えない。
でも、料理とか作ってみたいな。
小さい時、 面白半分で 包丁を持った。
それを偶然 パパが 見てしまって
パパにものすごく怒鳴られた。
その頃のシェフもクビ。
あの人はなんにも悪くないのに。
パパの頭はおかしい。
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作者名:登坂girl | 作成日時:2018年5月14日 23時