第二 再会? ページ3
火「桜備大隊長急に走り出してどうしたんですか」
桜「悪かったな火縄」
火「いえ、ところで君は?」
ビシッ
「本日付で第八特殊消防隊に配属にされました
一等消防官AAです
よろしくお願いします」
火「そうか、君が聞いていた新人か
武久火縄だよろしく」
「すみません少しの間失礼します」
ガチャ
Aは廊下に出た
そして壁にバンバンと頭を打ち付けている
「(かっこ良過ぎる
よろしくってよろしくって言われましたわよ奥さん心の臓が破裂寸前ですわ奥さん)」
日「お、おい大丈夫かよ?」
「中隊長がかっこ良すぎるのが悪いんですわよ奥さん(大丈夫だ気にするな)」
日「お、奥さん?何言ってるんだよ
大丈夫じゃないよな?今中隊長呼ぶからな意識を保てよ」
「貴様私にとどめを刺すつもりか」
日「とどめなんか刺すつもりねぇーよ
中隊長は怖いけど人にとどめ刺したりしない」
火「廊下で何を騒いでいる」
扉から顔を出しこちらを見てくる
「申し訳ありません火縄中隊長」
完璧なお辞儀で謝罪
日「申し訳ありません中隊長ですが第七のこいつが頭から血を流しながら壁と喧嘩してたから」
火「A怪我をしたのか?
こっちに来い手当てぐらいならしてやる
あまりにひどいようなら第六に行け」
「はい、分かりました」
火「こっちだ来い」
Aは中隊長に付いて行く
尾「(もしかして此処から始まる恋的なドキドキが止まらない的なやつかも)」
茉希が乙女モード全開で中隊長を見ている
火「(茉希の奴何故こっちを見ているしかもなんだあの乙女モード全開の表情は)」
〜救護室にて〜
火「どうして壁にど突いたりしたんだ」
「気持ちの昂ぶりを抑えられませんでした
2年程前から第八に異動したかったので」
火「何故第八なんだ?」
「それは‥‥‥」
火「言えないのなら別に言わなくていい」
「すみません」
火「少ししみるぞ」
消毒薬の付いたコットンで傷口を触れた瞬間
「(なぁぁんだぁぁこれは痛すぎる何故こんなにも痛いのか)」
上を見上げれば
「(あっ‥‥かっこいいあっ‥痛い待て待て普通距離の近さでドキッてするもんじゃないの?お互いに!中隊長無無無表情ですぞ)」
火「終わったぞいつまでぼーっとしている業務に戻れ」
火縄が医務室の片付けを終え戻ると森羅達が言い争っていた
桜「森羅そのくらいにしろ
分かったなら明日午前中やればいいだろ」
日「大隊長ありがとうございます。
忘れるなよ第七野郎」
「はいはい」
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作者名:アルト | 作成日時:2015年11月22日 1時