ハートの海賊団の愛されお姫様 (ページ4)

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過去ページ4

「大丈夫。きっと。みんながいるし、、、」

ロー「辛くなったらすぐに言えよ。」

「うん、、、」

わたしには誰にも言えないような過去がある、、、
それは、、、

世界貴族の駒だったこと

そもそもなぜあんなところにいたか、それは、、、
私のこの容姿。

普通の家庭に生まれたがある日両親がいなくなってしまい孤児院に行った。
そして、お金がなくなりたまたま見に来ていた世界貴族に買われたのだ。
でも、なぜだろう分からないがそこでの生活はみんなが思うほど苦しいものではなかった。

世界貴族「本当に可愛いざますね。この顔。」

逆らってはいけない。子供でも分かった。
わたしにも憎き紋章が刻まれた。

世界貴族「この子はどれいにしておくのがもったいないザマス。こっちは来なさい。」

なぜか，お風呂に入れてもらい髪の毛も綺麗にセットされ可愛いドレスまで着せてもらった。
そう、私は横を歩いてる可愛い着せ替え人形にされた。
普通のどれいよりよっぽどいい生活、手錠も首輪もない。
逆らわずにその生活が続いた。

世界貴族「面白いものを見つけたざます。ほら、食べなさい。」

と、口にさせられたのがシキシキの実だった。
そこからもその生活は続いたがある日、嵐の中船に乗っていると揺れで落ちたのだ。
悪魔の実の能力者である私は泳げない。もう、ダメなのかと思って目覚めたらベットの上にいた。
小さな島のおじいさんが私のことを見つけ拾ってくれたらしい。

おじいさん「大丈夫かい？お嬢ちゃん。」

「ありがとうございます。」

おじいさん「ほら、飲みなさい。」

温かいスープはいつもより入っているものは質素だったけどいつもより温かくて美味しい。涙が出てきた。

おじいさん「どうしたんだい。泣かないでおくれや。」

「ごめんなさい。」

おじいさん「なんで君は海に？」

「船から落ちちゃって。」

その後は何年かおじいさんとのんびり過ごしたけど消えないこのマーク。
その島に来たのがローだった。
船に乗ることを決め乗ったのだ。