ペットシッター (ページ7)

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カレーの味ページ7

『ほんまに料理うまなったなぁ』

彼は、味を噛みしめるように目をつぶり

笑ってそう言った。

「あ、私も今おんなじこと考えていました。」

そういうと、彼は嬉しそうに

『運命やなぁ』

って。

こんなにも単純な言葉で私は何年も生きれそうだと思う。

彼の話す言葉は、まるで魔法のように私を変えてくれる。

「安田さんは料理しないんですか？」

『んー？料理なぁ、Aがおるからせえへんかな。』

ほら。

『ん？顔赤いで～？』

彼はそう言うとテーブル越しに近づく。

これはきっとわざと、こう言う所が本当にずるい。

いたずらっぽく笑って、どんどん近づいて来る。

彼は家ではずっと裸だからテーブルで隠れてた

筋肉のついた胸がだんだん露わになっていく。

目線をどこに置けばいいからわからず下を向きながら

「ちょっ、、、服きてください。」

と言うと、体を元に戻して

『えー、マネージャーみたいなこと言うなぁ。

どうせ後で見るやろうに』

と拗ねたように言う。

「そんなことしてると襲われますよ」

『…』

彼が黙ったので一旦彼を見ると

彼は、裏の顔になっていた。

「あ、今のは冗談で。だから…早くご飯食べましょ！」

『んー、その前に一回やってからな。』

すぐにゆっくりする暇もなく

彼の癒しタイムが始まる。

私と彼にゆっくりイチャイチャという時間はない。

今日はまだ喋っている方だけど

この前なんていきなり呼ばれたと思ったら

やって

の一言だけ言われて一方的に気持ちよくなると

すぐに寝てしまった。

表の顔が今の顔なら裏の顔がそれ。

私はもっと彼のことが知りたくて

彼の欲をこれからも満たすと思ってた…。