ペットシッター (ページ27)

今日:16 hit、昨日:17 hit、合計:44,745 hit

嫉妬ページ27

『おはよーございまーす。』

そう行って軽く挨拶しながら楽屋にはいる。

今日はよりによって全員での仕事。

昨日のことやすはどう思ってるんやろ。

なんか、気まづいなぁ、

俺いつも最後やから絶対おるよなぁ。

そう思いながら、ドアを開ける。

いつもと変わらない風景。

みんなが挨拶してくる。

その中にやすも居てニコっておはようって…。

あれ？なにこの通常運転。

昨日動揺してたように見えたんは嘘やったんかな？

っとか言う俺もそれなりに普通に装う。

俺はなんか気まずなってすぐタバコ吸いに行った。

戻りたくないなあとか思ってたら

やすの声が聞こえた。

やすは誰かと電話しててそのあと電話の相手はすぐ彼女やってわかった。

『もしもし？…え？あ、そうそう。

あ、もしかして今起きたぁ？』

『…あはは笑飲み過ぎやってぇ。

ん？昨日大倉が…』

『ん？そうそう。

あ、大倉にかわろかぁ？

え？ええのぉ？』

『うんうん…はぁい。

ありがとぉ、頑張るわぁ、うん、はーい、バイバイ』

そう言うとやすはこっちを見て

そのまま何もなかったように反対方向の楽屋へと帰って行った。

俺にはそれが挑発しているように見えた。

ってかあの子もあの子や。

好きってわかってるけど普通連絡するなら真っ先に俺やろ。

俺はいつまでたってもついでって感じなんかな。

そう思ってたら彼女から通知が来てた。