１週間の終わりにアイスキャラメルマキアートを１つ。 (ページ9)

今日:6 hit、昨日:2 hit、合計:7,223 hit

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テヒョンside

家に帰り着いたあと棚の上にあるボックスの中に彼女からもらったメッセージカードをしまう。

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練習生になり毎日が大変ででもアイドルになりたくて上を目指したくてBig hitに入った。

入って最初は順調だった。でもある日から思うようにいかなくてどんなに練習しても全くダメだった。

練習がハードでヒョン達からも注意され不甲斐なさに駆られた。
いつもは坂道して帰る道も、今日は1日が簡単に終わってほしくなくて遠回りして帰った。

初めて通る道は暗くて人通りが少なかった。
暗い道の中に一つの光が目に入り吸い込まれるように足が進んだ。

石畳の通路を歩きレトロなガラスの扉が顔を出す。
ガラスの扉を押し開けると
『カランコロン』と低いベルの音が鳴り響く。

珈琲の焙煎された香りが鼻を掠めた

A「いらっしゃいませっ」
　

彼女は僕が注文したアイスキャラメルマキアートをテーブルに持ってきてくれた。
そこにはひとつのメッセージカードが一緒に添えられていた。

はっとして、彼女を見上げ

そして目が離せなかったんだ、天使のような君の姿に。

次の日からのレッスンは気持ちを切り替えて行うと調子が戻ってきた。

ボム「テヒョナこの前から調子いいじゃんっ！このまま一緒に頑張っていこうなっ」

そう肩を組まれ
心がとても軽くなった。

この前のメッセージカードと天使のような彼女のおかげだ。

“『息抜きも大切ですよ、ファイティン』”

次会う時までに有名になるんだ。そして彼女に会いに行く。

大きな男になって。

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