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「立ち話もなんだ、近くに知り合いの店がある
そこではなすぞ」
「はい」
この人なら私の色のない日々に色をくれるような希望がした
ついたお店はカフェで結構見た目イカツイのに
オシャレなカフェに入ってくからクスッと笑ってしまった
お店の扉を開くとフワッと珈琲の焙煎する香りが私を包み込む
「いい香り」
「ありがとうございます」
カウンターからゆっくりとした口調の男性が微笑みながらそう言った
「おう、TETSUYA連れてきたぞ」
「この子が例の?」
「あぁ、そうだ。」
「まだ若そうなんだけど」
「お前、いくつだ?」
2人で話していたのにいきなり話を降られると少し焦る
「21」
「わかっ?!」
「ガキじゃねーか」
「いや、連れてきたのAKIRAでしょ」
「まぁ、成人してっから大丈夫だ。」
「どうして私をここに連れてきたの」
「おっと、そうだったなお前に俺らの仕事の手伝いをしてほしいんだ。」
「てつだいって?」
「依頼されたことに答える仕事だ」
「依頼って、探偵でもしてるの?」
「探偵って言うか何でも屋に近いかな?」
「お前なら楽勝だろうなその顔と体があれば」
「確かに」
「関心してんじゃねー、お前落ちんじゃねーぞ」
「落ちる分けないじゃん、俺を誰だと思ってんの」
落ちるとか落ちないとか意味がわからない。
勝手に話進んでってるし
「という訳で明日からお前には 白濱亜嵐 を惚れさせて捨ててもらう。」
「さいてーじゃん」
「依頼内容だからしょうがねー。で、相手は相当なイケメンで中身までイケメンらしい惚れんなよ」
「わかった。そいつを落とせばいいわけね楽勝よ
私を誰だと思ってるの」
「ははっ、強気だね〜嫌いじゃないよ。今日からよろしくね」
「よろしくするつもりはないんで」
「わお、結構ドライだね笑、夜が楽しみだよ」
「夜って何よ、」
「あ、言ってなかったな。お前が依頼を成功させるまでの間そいつを好きになんねーように男に抱かれんだよその相手がTETSUYA」
「ここでも私抱かれるんだ笑」
「今までの男とは比べ物になんねーくらいイイと思うぜ?笑」
「それはどうだか」
「お前の住む所はこれから俺らと一緒な」
「え、どうして」
「つべこべ言うな、お前の家はもう無い。帰るとこは俺らの所しかない」
「無茶苦茶だ…」
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作者名:佐野まる | 作成日時:2018年9月18日 3時