【そらる】ちょっと待って、聞いてない！！part５【歌い手】

ちょっと待て２０４ ページ17

まふまふside





無理矢理電話が切れてから





10分も経たずにAちゃんがやって来た。









少し息が切れ、肩で呼吸をしているのがわかる。




Aちゃんがこっちに気付いたようで
僕は思わず手を振った。







まふ「Aちゃん…その、」







　

僕はどうしたらいいんだろう








そんな思いが頭の中を過りながら

僕は話し掛ける。






　


『なにが、あったの？』







Aちゃんは、




そう聞いてきた。






　

“なにが”、か。




　




『私はまふの力になりたい』






Aちゃんは続けてそう言った。
　






　





　

まふ「無理だよ…」









『え、な…っ！？』




　





僕は、


Aちゃんを抱き締めた。





　








＿僕をおかしくしたのは、




Aちゃんだよ







もう、止められない

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