メンバーに愛され過ぎて困ります④～すとぷり～ (ページ12)

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『あ～莉犬おもしろい！』

莉「Aしつこい！」

ほろ酔いの私達。

歩いて帰ることにした

風が心地いい！

しかし莉犬くん…無理してあんなこと

なんかさ、かわいいよ。。

莉「俺だめだー

恋愛、全く疎い。

女心がわかんねー！」

『でも、私はドキドキしちゃったよ

だからって一方的過ぎて困ったけど』

莉「ごめん。。

でも、ドキドキしてくれたの？」

『…うん。

それと、女性の扱い慣れてるんだなって思った』

本当そう思った。

意外に遊んでるんだなって…

かわいいかわいい莉犬くんだけしか見えてなかったんだなって

…少し寂しくなった

莉「ばぁか

おれ、女しらねーし」

少し怒ったような莉犬

横を車が通る度に足元を明るく照らすけど

過ぎると真っ暗な空間に放り出される不思議な感覚…

沈黙が続く

…怒ったかな……

莉「A」

後ろを歩いていた莉犬に腕を引っ張られた

次の瞬間、私は莉犬の腕のなか

『り、、ぬ？』

莉「わかってると思うけど」

抱き締める力が一層にこもる莉犬

莉「俺、好きだよ。お前が」

……

莉「ね…見てくんないかな？俺のこと」

莉「Aがすき

好き。好き。す、、き…」

私は酔いと耳元で囁く莉犬の吐息でクラクラ

抱き締められるがままのわたし

莉「好き」

そして

そのまま

唇を重ねてきた

ほんのりお酒の香りがするキスだった