2 ページ2
な「リレー放送で誰とやりたいとかある？」
来週末にある24時間リレー放送の打ち合わせ
さっきころちゃんに一緒にゲーム放送やろうって誘われたん…
莉「はい！オレ、Aとやりたい」
？！
こ「ちょっと待った。
残念、Aは予約済みですぅ〜」
莉「はぁ？
そうなの？A」
私は頷いた
莉「ころちゃん。
そういう抜け駆けよくねーよ
ズルい。」
こ「はぁあ？何いってんの？w」
る「そうだよ
莉犬だっていつもAに何日も前から声かけて、ここんとこ連続でやってんじゃん」
みんな莉犬の意見に苦笑い
最近の莉犬は少し強引でおかしい
な「わかったわかった。じゃあさ、くじ引き！
それならいいでしょ！
はい、じゃあAとコラボしたいの誰？」
そう言ってくじ引きの準備を始めた
莉「なーくん、オレ作るよ」
スタッフさんから紙とペンをもらって
ちゃっちゃと作ってる
莉「…よし、できた。
これをなーくんに引いてもらえば公平でしょ」
お菓子の空き箱に
名前を書いた小さな紙を入れてなーくんに託した
な「はい、じゃあこれ。
決まった。
今回Aとコラボするのは
莉犬くん！」
……！！？
その時、隣に座る莉犬が机の下で私の手を握った
横を見るとどや顔で“くじ運強くて悪いね”って
みんなに言ってる
手を握ってるなんて尾首にも出さなくて
本当にあざとい
莉犬ってもっと可愛い子じゃなかった？
可愛いだけの男の子じゃなかった？
どうした？りーぬ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のんのん
| 作成日時：2021年5月16日 1時
