「うわぁ!」 ページ5
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「うわぁ!」
yj「かーわーいーいー!!」
鏡に映る自分は、最高に可愛い
ジェヒョクオッパが買ってくれたワンピース。シンプルで、ものすごく可愛い。センス、感じる
「かわいい、」
yj「サイズ、ぴったりだね」
「うん」
yj「大き過ぎたらどうしようかと思ったけど、よかった」
「ありがと」
yj「ふふ、いいえ」
ジェヒョクオッパかっけぇ
全身鏡の前に立つ私の斜め後ろから、足組んで私を見てる
逆にサイズぴったりなのが怖いくらいにぴったり
スリーサイズ知ってたらもっとこわ
「…オッパ、私のスリーサイズ知ってる?」
yj「え?なんで?」
「いやーふつうにぃ」
yj「もちろん知ってるよ」
「…もちろん…?」
yj「(にこにこ)」
怖かった。とてもとても怖かったこのオッパ怖かった。
その笑顔で、スリーサイズぺらぺら言って、全部合ってた
え、1番ヤバい人見つけたぁ
「す、ごいね」
yj「僕の可愛い妹だもん、知ってて当然」
ほんとうに、当然なのか。
世の中の兄妹は、妹のスリーサイズ知ってるの
いやッ、そんなことあり得ない…
「愛が重いや」
yj「ん、重いの、やだった?」
「…いーえ」
yj「ほんと?良かった」
「…」
重いの自覚あるタイプの、愛が重い人間だった(震)
嫌だと言わせないこの圧、なによりも重くて怖い
今更知ったのはなぜだろう
「服、ありがと…」
yj「いーえッ、次のデートはそれ着てね」
「あ、はい」
そして、しれっと約束された"次のデート"
次のって、その前があった?
いつした?いつデートした?てか、そもそもしたっけ?
yj「…」
マジ…?
そういう日
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作者名:Biglove | 作成日時:2023年9月6日 5時