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jh「ヌナ、今日ここに泊まりだったんだ」

「もしかして、ジフンさんもここに泊まろうと…?」

jh「うん。もうこんな時間だし、それでいっかと思って」

「ぁ〜、」



確かにこんな時間にアイドルが一人で帰るのはリスクがあるし、誰かスタッフに送ってもらうと言ってもほとんどがいない

そして私が送ってあげようかと思ったが、こんな格好だし…




「部屋、空いてました?」

jh「あ、それで今探してたんだけど…」

「?」



そういえばここは1番端っこの部屋だったような



jh「全部見たけど、警備員さんが他は鍵閉めちゃってて…」

「えっ?!」



そうだ、ここに一泊するときは警備員さんに連絡が必要だった。

困った顔で力無く笑ったジフンさん

これじゃ彼の泊まる場所がない




「わ、私別のとこ行くので、ここ使ってください」

jh「いやいやそんな、」

「私なら車中泊でもなんでもありますし!ご遠慮なく」

jh「うんん、ヌナを車中泊なんかさせられないでしょ…」

「どっかそこの椅子とか、ソファでも私全然寝れますよ!?」

jh「大丈夫だって笑」




独り身の女一人くらい、車中泊やら野宿やらしたところで誰も近寄らないし、痛くも痒くもない。

そうやって必死にジフンさんにいうんだけど、彼は紳士なのか「ダメ」の一点張りのよう…




「じゃあ、ジフンさんどうするんですか…?」

jh「ん〜」

「…や、やっぱりここに泊まるべきじゃ」

jh「うん、そうするしかないみたい」

「ですよね、てことで私は荷物をまとめるので…」




やっとのことで折れてくれた

と思ったのも一瞬




jh「うん、よし!俺ヌナと寝る!」

「…はい?」

jh「この部屋、2人で使おう」





やはり、最近の彼らの距離の詰め方が、とても怖い











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⭐︎→←距離の詰め方2



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作者名:Biglove | 作成日時:2023年8月22日 23時

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