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「ジョンファンさん…」

sj「なに?」

「えっと、さっきのは…」





高校生でありながらも、ものすごく身長の高いジョンファンさん

自分で呼び出しておいてなんだけど、上から見られる、という圧というか迫力がかなりプレッシャーになる。

なんかごめんなさいって気持ちが倍増する…





「その、冷たくしたんじゃなくて、」

sj「…」

「は、はずかし、いっていうか…酔ったときの記憶があって」

sj「恥ずかしい…」

「えっと、心配して下さったのに、ごめんなさい…」




頭を下げて謝罪すると、頭上から面白そうに笑う声が。

お?と頭を上げると、目を三日月のようにして笑うジョンファンさんの姿があった


そっと胸を撫で下ろす
怒ってないみたい




sj「ヌナ可愛いㅎ」

「え…」

sj「恥ずかしくて、とか…さいこう」

sj「確かにあのときはいつものヌナじゃなかったもんな〜」

「…あも、もう良いですか?!」

sj「なに、にげるの?」

「…にげ、」





思っていた反応と違う、違いすぎて、困惑する


目を合わせられずにいる私の目を追うように、クルクルと顔を動かして覗き込んでくる。

私も負けじと逃げ続けるけど、ジョンファンさん距離近すぎて失神しそう。

この場から立ち去りたい…





sj「ごめんね、僕も面白がっちゃって」

sj「でもヌナの反応がそうさせるんだもん」

「わ、私が悪いんですか」

sj「ん、ヌナ可愛いもん」

「…理由それですか?」

sj「ん?うん」

「おかしいですよ…やめて下さい」




ジョンファンさんの前に手を出して、少し後ろに下がって距離を取った




sj「…そういうとこじゃない?顔赤くして目うるうるさせて、やめてってストップかける…」

sj「そんなの、すぐ男寄ってくるよ?」




ぐいぐいって、ぐいぐいぐいぐい…って

距離を詰め寄って私の上からそう言ったジョンファンさん。


本当に高校生なのか疑うくらい色気がダダ漏れだ、私にそんな色気の耐久性持ち合わせてない


ジョンファンさんがずりっと片足進めた、その瞬間に堪らなくなり、耐えられなくなり、

隙を見て逃げた


逃げて逃げて…








「………っはぁ、」







事務の倉庫に急いで駆け込んだ。







あの、私が不器用なのも悪いかもしれないけど…


相手がSランクの強敵とかっていうパターンもあるじゃないですか

それが今じゃないですか…?!





高校生…恐ろしい…












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作者名:Biglove | 作成日時:2023年8月22日 23時

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