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最高なこの状況のせいか、

日々溜まったストレスを発散させるためか、

それとも久しぶりのお酒だからか。


ヒョンソクにああ言われたにも関わらず、短時間でかなりのお酒を飲んでしまったみたいで

ほぼ私の確立された意識はどこかへと旅立った。



つまり、今私の意識は、千鳥足状態だ





hs「…Aヤどんだけ飲んだよ」

「ちょっと」

hs「これのどこがちょっとだって?笑」



私の目の前に置かれているのは、皿やお箸、ましてやお肉でもない。

5本の空いた緑色の瓶だけが、無造作に並んでいる。



それを見て呆れた様子のヒョンソクと、目を大きく開いて驚いているヨシさん



「なーに、私が悪いの?」

hs「いや、わ、悪いでしょ?」

「…ひどい」

hs「なんでよ〜笑」



久しぶりの酔った私にヒョンソクもかなり動揺しているみたいだった。



ys「えっヒョン?これヌナ?」

hs「そうだよ、」

hs「酒入ったらいつもこうだよ…」

hs「困ったなぁ」

ys「えーすごい…」



なにがすごいのかよく分からないけど、そんな会話左耳に入って右耳から抜けてく。



「もう一杯…」

hs「あー、ダメダメ」

「なんで!」

hs「これ以上はやめてよ〜」



お酒に手を伸ばすと、とっさに奪われヒョンソクがダメだと私の目の前に人差し指を立てる。

飲みたいと駄々をこねる私はただの飲んべぇ…


と、そこに酔った私は頭がとち狂ったのか、思いがけない作戦に出た。






「ヒョンソクオッパー、」

hs「へっ、」

ys「えぇっ?!」





「とか言ってみたらくれたりして…笑」



hs「…ヤー」

ys「ヒョンよく今まで生きてこれましたね…?」




顔を赤くするヒョンソク

それになぜかヨシさんも赤くして…


賭けに出たのに結局はくれなかったものの、隙を見て私が奪い取った。



「隙あり!!」

hs「あっ!ヤA!」



大きくなっている私の声が、騒がしい中でも聞こえてきたのか、他のメンバーも私の方へ視線を向けた。

こんな酷態晒すなんて、今更後悔しても無駄だった



jh「ヒョン、ヒョン」

hs「ん?」

jh「ヌナ酔ってる?」

hs「うん、」

jh「本当に?ヌナ酔ってんの?」

「んえ?」

jh「…えっ…可愛すぎん…?」

hs「はいはい、隣にいたければどーぞ、お相手してやってください」

jh「ヒョン、ありがとう」

jh「今度奢るわ」



お酒で喉を潤していると、隣にいたヒョンソクがなぜかジフンさんに変わっていた。




「ん…?」





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作者名:Biglove | 作成日時:2023年8月22日 23時

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