検索窓
今日:24 hit、昨日:13 hit、合計:33,863 hit

距離の詰め方12 ページ22

_





hs「Aヤ、今日みんなでご飯食べ行くんだけど、来ない?」

「…私が?」

「他の人がいいんじゃない…?」

hs「そりゃ他のスタッフさんも着いてくるけど、一緒にご飯食べようよ」

「みんなが、いいなら」




大抵大人数で外食をする場合は、事務所のスタッフかボディーガードさんが着いて行く。


そして今日は久しぶりにみんなで外食するらしく、いつもなら断っていたけど…

なぜか私に向けられたみんなの眼差しがキラキラして見える。



hr「ちな焼き肉だけど」

「焼き肉?」

「…行くっきゃない」

hr「焼き肉にも釣られるんや…」



別に焼き肉って聞いたから行くわけじゃないので…







_







jk「너무 맛있다(めっちゃうまい)〜」

as「久しぶりですね」

jk「そうだねぇ、誰が破産するかな〜」

jh「お前かもよ〜」

jk「それは無いね!僕最近運がいいんだから!」




ほぼ貸切みたいな店内

彼らの賑やかな笑い声と話す声が聞こえる。


私はというとヒョンソクの隣に座りちびちびとお酒を嗜んでいる。
反対側は壁になっていて、貼られているチャミスルのポスターと目が合う。


なんか久しぶりにお酒飲んだ気がするな…

おいしい…




hs「あそーだ、Aあんま飲みすぎないでよ?」

「分かってるってば…」

hs「苦労するの絶対俺だから」

「はいはい、ほらお肉焼けてるよ」

hs「お、こまうぉ」




ぐちぐちと口うるさい姑みたいなヒョンソクを、
美味しそうに焼けたお肉を皿に取ってあげて黙らせる。

それを嬉しそうに食べてくれて、すごく扱いやすい。




「…うめぇ」




私はひとり、こそこそとお酒を飲んでるだけで、十分だった。





ys「ヌナお肉食べる?」

「あぁ、大丈夫ですよ。食べてください」

ys「そう…?ヌナお酒しか飲んでないから」

「お腹空いてなくて…」

ys「そっか、食べたくなったら言ってね」

ys「焼いてあげるから」

「ありがとうございます」



ちょうど対面に座るヨシさんはそう言って、再度ヒョンソクとの話に入っていった。

うん、なんていい席だ。

優しい空気の読めるヨシさんと、言うこと聞いてくれるヒョンソクに囲まれてるなんて

ここはいわゆる神席というやつなんだろう。




jw「ジョンファナ〜もっと食べな」

sj「ありがと〜」

sj「でももう僕けっこう食べたよ」

jw「그래(そう)?」




イクサンズのほのぼの会話をBGMに、お酒を飲み続けた。





最高な夜だ






_

⭐︎→←距離の詰め方11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (84 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
396人がお気に入り
設定タグ:treasure , TREASURE
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Biglove | 作成日時:2023年8月22日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。