沢北栄治と彼女�� ページ7
沢北に１００のダメージを与えたAはどうしたかというと、
深津はさっきのアドバイスをした後輩はどうなったのかなと思いながら自主練をするために体育館に向かっていた。
その時、向こう側からものすごいスピードで走ってくる人がいた。
なんだと思えばそれはAだった。
慌てたようにして走ってくるA。
その様子は冷たいマネージャーの姿とは少し違っていた。
口元を隠すかのように片手で抑えられている、少し見えるその頬は…林檎のように真っ赤になっていた。
「梵…？？なんでそんなに慌ててるんだピョン？」
一瞬にして仲間の変化に気づいた深津はAに声をかけた。
隠しきれなかった耳と頬が、なんとなくさっきあったことを物語っている。
「梵、少し赤いピョン」
『だって…！！沢北が急に…壁ドンしてきて…！！ムリムリムリムリカッコ良すぎる！！こんな変な顔見られたくない！！』
そう言って両手で顔を覆い隠して逃げるようにして深津のもとから去っていった。
恐らく、ツンデレな梵は沢北に対して冷たい態度を取ったのだろう。さっきの反応を沢北が見ていたらいいのだが、多分それはない。
深津は何となく凹んでいる沢北の姿が目に浮かんだ。
「…はぁ…本当に面倒くさいカップルだピョン…」
そう深津は呟いて体育館へと歩いていった。
沢北が泣きついてくるまで、あとーーーーー
(梵の気持ちは知ってるけどなんか沢北がムカつくからまだ言わないでおこう…ピョン)
(深津さぁーん！！って、なんですかその顔やめてくださいよ！！)
PROFILE
梵A (ソヨギ)
山王工業高校 バスケ部マネージャー
深津、河田の３年と仲が良い
その他の部員に対する塩対応が有名だがそれは本人の照れ隠し
沢北の彼女
なんやかんやで沢北のことは結構好きだったりする
沢北栄治
山王工業高校 ２年 バスケ部
１on１に強い高校No.1プレイヤー
テクニックは凄いがメンタルがやや弱い
Aの彼氏 彼女大好きだがなんかそれが空回りしているように見える
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
皆さん、新年明けましておめでとうございます。三國です。
昨日からこのSLAM DUNKの短編集を書き始めたのですがお気に入り登録してくれた方がもういてくださってめちゃくちゃ嬉しいです！ありがとうございます！！
これからも頑張りますのでお付き合い頂けたら幸いです！
今年もよろしくお願いします！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
三國(プロフ) - ぼくらいさん» コメントありがとうございます！！楽しんで貰えてるなら幸いです✨これからも更新頑張りますね💪 (2023年1月10日 6時) (
レス) id: db3bdcc075 (このIDを非表示/違反報告)
ぼくらい - いつも楽しく読ませてもらっています❤️🔥 (2023年1月9日 20時) (レス) id: 9239ef16aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：三國 | 作成日時：2022年12月31日 9時
