仙道彰とマネージャー�� ページ18
いつもは部活をサボったり、練習試合に遅刻したり、と迷惑をかけることが多い仙道だが試合などバスケ関連では頼りになる存在だ。
そこがまた少しムカつくとAは思う。
あと、付け加えるとするなら人よりかなり整っているルックスだろうか。
だから校内には沢山の仙道ファンがいるのだ。あの最近練習試合をした湘北の１１番くんとは違って怖い親衛隊などは見かけたことはないが、やはり多少攻撃的な女子というのはどこでも存在する。
今日も仙道と話していたら睨まれたし、この前といったら集団リンチを喰らうところだった。
全く、イケメンというのは存在が罪だ。
それが、良くも悪くも
でも、自分がそういう扱いを受けるというのは仙道と出会った時から理解してたので特にAは気にしていなかった。
Aは気にしないものの、相手は気にするらしい。
放課後、今日も見事に仙道が姿をくらましたため探しに行こうとしたAは数人の女子に足止めを喰らった。
そのまま裏庭へと連れて行かれる。
平気なフリをしていたAだったが今回はそうとはいかなかった。
「だから、ウザいんだっての！！」
その言葉とともにドンッとAの体を押し出す女子達
Aは思わず尻餅をついてしまった。ちょっと痛いが何てことない。ただ、痛いだけだし。
ケロッとした顔で『だから、何？』と言い返すと相手の女子がカッとなったのがわかった。
あ、ヤバい。
「調子乗ってんじゃねぇよ！！仙道くんに馴れ馴れしくすんな！！仙道くんが迷惑してるのまだわかんないの！？いい加減自分の立場を理解したらどう！？」
『あ、そう。ま、迷惑をかけられてるのは私なんだけどね〜。』
「コイツっ…！！」
胸倉を掴まれ、グッと顔を近づけられた。その目は…私を完全に目の敵にしている目だ。めちゃくちゃ鋭く睨みつけられている私。
殴られる
本能的にそれを感じとったAは思わず目を瞑った。
ーーーーーーーあれ？痛くない。
いつまで経っても来ることのない痛みにおかしく感じたAは目を開けた。
「…そんなところで何してんだ？」
『あ、仙道』
そこに立っていたのは、揉め事の元凶である仙道彰だった。
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三國(プロフ) - ぼくらいさん» コメントありがとうございます！！楽しんで貰えてるなら幸いです✨これからも更新頑張りますね💪 (2023年1月10日 6時) (
レス) id: db3bdcc075 (このIDを非表示/違反報告)
ぼくらい - いつも楽しく読ませてもらっています❤️🔥 (2023年1月9日 20時) (レス) id: 9239ef16aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三國 | 作成日時：2022年12月31日 9時
