2輪 ページ3
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『オッパㅎㅎ焼肉ね!特上の上!ㅋㅋ
何時までに仕上げたらいいの?』
そうオッパに言うと、顔は見えないけど満面の笑みのオッパが簡単に想像できた
「A〜本当にありがとう〜。
お肉はオッパに任せて!でも身体大丈夫〜?オッパはAが倒れないか心配だよ…
とりあえず16時までには。会場入りは今からでも大丈夫。あと今回のコンセプトは赤がメインのライトカラー構成だからそれに映えるようなお花の色がいいなぁ。」
『…ふふふ。お肉食べて元気出すから大丈夫!コンセプトもライトカラーも了解。とりあえずお花持って会場入りするね。
お花足りるかわかんないから、集めれるだけ集めて欲しいかな…オッパ宜しくね。』
オッパとの電話を切って、在庫のお花たちをクルマに運んでいるとソアちゃんが出勤してきた
SA「店長おはようございます…って!!!Aオンニ!まさかまた…ハウンオッパですか!?!?!?」
私の可愛いバイトで妹的存在のソアちゃんは、緩く巻いた髪を束ねた少し高めのポニーテールをブンブン振りしながら怒っている。
『ふふふ…正解だよ。オッパも大変だよね〜』
なんて私が答えると、ソアちゃんはオンニは優し過ぎます!と怒りながらも、お店のことは任せてください!と言ってくれて、レジ横で仕事をし始めたので、お昼頃一旦戻るね。なんて言いながらお店を後にした。
ソアちゃんにもお肉だなぁ。特上の上だよ。ほんと。
オッパ、このままじゃ破産するんじゃない?ㅋㅋㅋ
オッパからのメッセージを確認しながら、会場に着くと搬入口でオッパが立っていた。
KH「Aちゃーーん!本当にありがとね!!!
お花下ろすのはスタッフにさせるから、とりあえずステージ案内するね!!!」
ハウンオッパに連れられて、ステージ裏まで案内されると
ちょうどアーティストがリハーサル中だったようで、歌声が聞こえる
『オッパ………今日のアーティストって、そういえば誰なの???』
KH「あれ。言わなかった?
“SEVENTEEN"だよ。知ってる?」
『知ってるよ!少しだけだけど。
それにしてもさすがだねー。
凄く歌声綺麗でびっくりしちゃった』
KH「あーこれは。ハニかな。
ボーカルチームだな。今の時間なら。
リハーサルもう終わるはずだし、ここでちょっと待ってて」
そうオッパは言うと慌ただしくどこかへいってしまった
ボーカルチームの曲を聴いてるとなんだか心が綺麗になる気がした。
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作者名:なお | 作成日時:2023年10月31日 0時