Phalaenopsis (ページ18)

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17輪ページ18

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ジャーーーーーーー

シャワーを浴びながら今日のことを考える

異性とこんな風に過ごしたのは彼と以来だった

正直、ジョンハンさんと居るのは居心地が良い

自然と笑顔になれる

もっとジョンハンさんと過ごしたい

友達としてでも。

でも、意識してしまった以上

友達として過ごせる自信がない

そんな事を考えながら、シャワーを終えて出てジョンハンさんに声をかける

『上がったよ。早くジョンハン…も入って』

「呼び捨て嬉しい。入ってくる！」

少し照れたような笑顔でシャワーを浴びにいった

私は私で初めて入ったとってもすごい色の照明とドーンと存在感のある大きいベッドに頭を抱えた

服が乾くまでここでバスローブでいなければいけない

変な緊張感でドキドキしてくる

天使のままのジョンハンさんで居てくれるだろうか

彼も男だし、その……………

狼になったりしないだろうか。

何もしないとは言っていたけど…………

私の頭の中で色んな会議がされていたせいで、ジョンハンさんが出てきたことに全く気づいていなかった

「A、大丈夫ー？？」

『は、へ！？あっ、大丈夫です！』

「あ、また敬語？はぁ……次、敬語使ったら罰ゲームな」

ため息をついたあと、悪い事を思いついた顔をしながらそう言うジョンハンさん

『罰ゲーム…って』

「どーしよっかなぁ〜、次敬語使ったらー

………………キスする」

……………キ、キス？！？！

『な、何言ってんの？！は？！ダメだから！！』

「じゃ、敬語使わなかったらよくなーい？

敬語使うAが悪い！」

やっぱり天使なんかじゃない。絶対悪魔だ。

『わかり…わかった。ユン・ジョンハン』

「ふふふ。頑張ってねAちゃん」

「それにしても、ここすごいなー」

ベッドにダイブして、頭上のライトのスイッチをいじくりまわすジョンハンさ…ユン・ジョンハン

『すごい色だよね、ほんとに』

「Aもこっちおいで。疲れたでしょ？」

ぽんぽんとベッドの自分の横をたたいて私を呼ぶ

『さすがにそれはダメでしょ……』

「はぁ、もう、ほんとに素直じゃない」

寝転んでいたジョンハンが起き上がって、私の腕を引く

引かれた勢いで私はジョンハンの腕の中にダイブして

そのまま2人でベッドに倒れ込んだ

抱きしめられてる私

目の前はジョンハンの胸元

顔をあげると、ジョンハンの顔

少しでも動いたら………キスしてしまいそう。

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