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九井一が目が覚めると、見慣れた天井が視界に映る
ボケーッとしてると不意に頭を撫でられる感覚があった
思わずその手を掴む
『あ、その……おはようございます』
九井「赤………黄菜子。なんでここに」
一瞬、黄菜子が赤音に見えた九井は慌てて訂正する
それがわかっていた黄菜子は苦い顔をした
『…はじめくん。カレー作ったんだ
食べる?』
九井「え…?」
_____
久しぶりに食べる黄菜子のカレーは以前と変わらず絶品だった
九井は昔を懐かしみつつカレーを頬張った
『す、すごい…』
九井「美味かった。サンキュ黄菜子」
竜胆さん達も食べるかと思い多めに作っていたカレーもライスも空っぽになってしまった
彼は昔と変わらず、否それ以上に大食いになっていたらしい
九井「出前取ってデザートでも食おうぜ」
『今食べたのに!?』
まさにブラックホール
どうなっているのだ彼の胃袋は
ものすごく細身なのに何処に入っていくのだろう
確かにお腹はポコっと膨れては居るように見える
『あのさ、はじめくん…。どうして私を部屋に放り込んだくせに、自分は会いに来なかったの?』
黄菜子はふと、ずっと疑問に思っていたことを聞いてみることにした
横目で見る彼はピクっと少し反応していて、その後気まずそうに言う
九井「…怖かった。黄菜子が俺を避けてる気がして、俺から離れていかれるのが怖かった」
ものすごく図星をつかれている
自分のはじめくんへの苦手意識はバレていたのか…と心の中で黄菜子はため息を着いた
『…はじめくん。少しは休まないとダメだよ』
何となくその会話が気まずくて体調の話に変える
すると九井は黙って頷くだけだった
急に立ち上がり、その場から去ろうとするはじめ君
そんな彼がほっとけ無くなり、黄菜子は服の袖を控えめに掴んだ
『あ、あの…』
引き留めたは良いが次の言葉が見つからない
何を言えばいいのだろうか…
うーんうーんと頭をフル回転させていきたった考えは
『い、イイテンキデスネ』
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じわるくれあ(プロフ) - え、まって好きです。尊すぎて辛いんですけど、、展開が最高です!更新応援してます! (10月22日 17時) (レス) id: 0bfc62934f (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 菫蝶さん» コメントありがとうございます!原動力としてこれからも精進して参ります! (6月18日 17時) (レス) id: 99441f9fcd (このIDを非表示/違反報告)
菫蝶(プロフ) - この続き楽しみです!もう最高(TдT) (6月17日 8時) (レス) @page20 id: 33064cca65 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - キクラゲさん» うわあぁ…ありがとうございます♡これからもこの作品を乞うご期待くださいませか (6月11日 0時) (レス) id: 99441f9fcd (このIDを非表示/違反報告)
キクラゲ(プロフ) - うわあぁ…すごく面白いです!大好きです!難しい言葉?細かく書かれていてこれからどうなるか楽しみです!更新頑張ってください (6月10日 1時) (レス) @page16 id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶々丸* | 作者ホームページ:http://sakuya.uranaituku-ru
作成日時:2023年5月22日 19時