20 ページ20
突然ですが乾黄菜子、缶詰にされています
どういうことかと言いますと、セキュリティ万全の厳重な部屋に閉じ込められています
まるで銀行の金庫の中に入れられているかのように重く冷たい部屋だった
そんな場所にかれこれ3時間詰め込まれて居ます
と言っても中は驚く程に快適で、少し水族館の魚達の気持ちがわかる気がした
『まぁ、どうせもう契約してくれてる会社も無いんだし、やっとご縁があった会社もこの通りだし
実質ニートだからいいんだけどね』
そんな呑気なことを考えた
青宗は心配しているだろうかとか、
両親にはなんて言おうかとか、
あれ、別にペットとかも飼ってる訳でも無いし私今ニートだし別にここから一生出れなくても良くね？
なんて事を考える
『私の人生…何だったんだろなぁ』
ご縁が切れる時が私たち個人事業主の切れる時
人生そう上手くいかないものだ
いつ出られるのかなぁ
青宗、ちゃんとご飯作って食べれるかな
まぁ、青宗かっこいいんだし彼女なんて直ぐに作って幸せに過ごしてくれるだろうし
でもさ、そう思うとそれはそれで
『私の存在って…何なんだろうなぁ。。』
青宗にとって、はじめくんにとって私という存在は一体何なんだろう。。
あの二人ってさ、昔からホント何考えてんのかわかんないんだよなぁ
『ねぇ赤音。。アンタはどうしてたの…？』
そう呟いた時だった
誰かが部屋に入った来たのだ重たい扉が開かれ、そこから入って来たのは
竜胆さんだった
竜胆｢よう、飯持ってきたぜオジョウサン｣
『…めし？私を飼うつもりなの？』
竜胆｢飼う？さぁどうだか
俺達も財布様の事はあんまり知らねぇんだよ
ボスと𝐧𝐨. 𝟐は俺らが此処に来る前から居たからな｣
『𝐧𝐨. 𝟐？その財布様って一体なんの事なの』
竜胆｢九井一は金を作る天才として俺達社不の間では有名な話だ
アイツを欲しがる奴はこの世界中にどこにでも居る
分かるかお嬢さん、九井一は我が社に無くては何ねぇ存在だ｣
『…どうしてそんな話を私にしてくれるの？』
竜胆「あー？あぁ、そんな事気にしてたのかよ
アンタは一生此処から出る事ねぇんだし、そんくらい知っときてぇだろ
それに、アンタはそんな財布様の大事な女だ
もてなすのは当然のことだろ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 321人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「東京リベンジャーズ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
じわるくれあ(プロフ) - え、まって好きです。尊すぎて辛いんですけど、、展開が最高です！更新応援してます！ (10月22日 17時) (
レス) id: 0bfc62934f (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 菫蝶さん» コメントありがとうございます！原動力としてこれからも精進して参ります！ (6月18日 17時) (レス) id: 99441f9fcd (このIDを非表示/違反報告)
菫蝶(プロフ) - この続き楽しみです！もう最高(TдT) (6月17日 8時) (レス) @page20 id: 33064cca65 (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - キクラゲさん» うわあぁ…ありがとうございます♡これからもこの作品を乞うご期待くださいませか (6月11日 0時) (レス) id: 99441f9fcd (このIDを非表示/違反報告)
キクラゲ(プロフ) - うわあぁ…すごく面白いです！大好きです！難しい言葉？細かく書かれていてこれからどうなるか楽しみです！更新頑張ってください (6月10日 1時) (レス) @page16 id: bf82bf2975 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茶々丸＊ | 作者ホームページ：http://sakuya.uranaituku-ru
作成日時：2023年5月22日 19時
