俺の苦手な風俗嬢の女【龍宮寺堅】

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『私はあの日、おまえにあぁやって呼ばれなかったらそのまま死のうと思ってた


可愛くて優しい良い嫁さんなんだろうな
オマエが選ぶくらいなんだから』



さくらはそう言うと、回して貰っていたであろう車に向かって歩き出す


その様は綺麗で、とても40代には見えなかった



昔と変わらず綺麗だった




そんな彼女に俺は声を掛ける





龍宮寺「さくら！！！俺、今すげぇ幸せなんだ！
オマエにも分けてやりてぇくらいに」




こっちを見ずにさくらは帽子を受け取って歩き続けている




そんな彼女に俺は、昔聞けなかった事をリベンジして聞くことにした











＿＿＿さくらの本当の名前って、なに？＿＿＿














彼女は振り向いたかと思うと、俺の好きな笑顔を見せた



















そしてあの時と同じ解答をする



















『ボウヤが大きくなったら教えてあげる＿＿＿♡』












帽子をかぶって車に乗り込んださくらはそのまま去っていってしまった

俺はあの時と変わらないさくらを見て、また胸が高鳴った












エマ「かっこいい人だね。お母様って」



龍宮寺「あぁ、そうだろ。相変わらず無茶苦茶な奴だけど」



















俺の大好きな、母ちゃんなんだ＿＿











fin.

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