7 ページ7
『あ、あの！先程は助けてくださってありがとうございます』
私なんかを助けてくださるなんて、なんていい人なの！
なんか、素敵。黒川さん
イザナ｢いや、オレの方こそ遅れちゃってごめんね。
一緒に居たらあんな奴らに絡まれることも無かったのに｣
気遣いができるなんて！
なんて優しいんだろ
『全然！気にしないでください
私待つの得意なんで』
＿＿＿お母さんまだかなぁ＿＿＿
自分で言っててはってした
これぞ自滅って奴だと思う
今の生活が楽しすぎて、幸せで、
昔の私の生まれ育った環境がおかしいってみんなが教えてくれるかのよう
……………そんな私が恋愛なんてしていいのかな
きっと私が素敵って思ってこのまま恋に発展したとして、
黒川さんはこんなに常識も経験もない私なんて
きっと疎ましく思うんだわ
イザナ｢どうかした？カエラちゃん｣
『あ、ううん。なんでもないです
行きましょ黒川さん』
そうニコッと笑ってみせると彼は私の手を取った
そして目を合わせて言ってくる
イザナ｢黒川さん、じゃなくて…イザナって呼んでよカエラちゃん｣
はぅっ！？こ、これ、恋愛小説で読んだことあるような感じ！
物語を読んだ時みたいなドキドキが今あるわ！
だめだめ！私に恋愛なんてまだ早いもの！
黒川さんに失礼に値するわ
こういう時は素直にお答えした方がいいかな…
『イザナ…さん』
イザナ｢…｣
彼は何を言う訳でもなくふいっとそっぽを向いてしまった
え、やっぱり気持ち悪かったかな
こんなに恋愛下手な私、気持ち悪かった？？？
『ご、ごめんなさい黒川さん私…』
イザナ｢いい、……イザナって呼べ｣
……え、顔、ちょっと赤い？
気の所為かもだけど、照れてる？
それに、さっきとちょっとだけ口調に違和感がある様な…
きっと私の気の所為だわ。まだ知り合ってそんなに経ってないし
勘違いよきっと
＿＿＿＿＿
竜胆「大将がいきなりあの子に絡めとか言うから何かと思えば…オマエは何か知ってるんだろあの子の事」
稀咲「俺の計画が崩れたら俺達天竺は東京卍會と何れぶつかる
その時の保険って奴ですかね
佐野カエラは佐野万次郎の姉弟だからな」
鶴蝶「おい…女を出汁にして勝とうなんて卑怯じゃないのか」
斑目「甘いこと言ってんじゃねぇぞ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 8人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「東京リベンジャーズ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
十六夜 - 見るのが遅れてしまった…今回も神でした！！更新頑張ってください！！！ (3月30日 20時) (
レス) @page11 id: 421f2e0411 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 初コメ失礼しますっ！！！イザナくん…惚れてきてるな(・∀・)大好きな話なので楽しみにしています！！頑張ってください！ (3月28日 11時) (レス) @page10 id: 421f2e0411 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：茶々丸＊ | 作者ホームページ：http://sakuya.uranaituku-ru
作成日時：2023年5月28日 22時
