私の苦手な外国人さん。【黒川イザナ】

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押されたら断れない性格の私は連絡先を交換してしまった

そしてデートの約束は次の日曜日ということになってしまった



意外と帰る時はあっさりと帰って言った黒川イザナくん
本当に嵐のような人だったなと思った






家に帰りお風呂も夕食も何もかも済ませそろそろ寝ようとしていた時だった

ピコンと携帯が光った




見るとメールの通知に黒川イザナと書かれたものがある
ものすごくドキッとした


恐る恐るメールを見てみると、黒川イザナくんらしからぬメールの内容が送られていた


らしからぬと言うよりか、こういう人なんだって感じ




かなりお硬いメール文で、




本日はデートの約束を引きうけてくれてありがとうございます
○日○時○分 △×にて待ち合わせお願いしたいです





めっちゃお堅いメール文だなぁ。。。



『黒川さんって、どういう人なんだろ…？』



あった時はしおらしいって言うかなんて言うか…
なんて言うんだろほんとに






いい子ぶってるっていうか……？


いやいや、そんなこと考えるの失礼だよね流石に
私ほんと最低だな



その日は眠ることにした





デート当日



私は早くから起きて身支度をするんだけど、服がほんとに決まらない



『うーん。。』


頭を悩ませているとエマが部屋に入ってきた



エマ｢げ、ネェまだ居たの？今日はお友達と遊びにいくんでしょ？｣


『いやぁ…昨日決めてた服がなんかイマイチだなって思って
あーこんなことならデート用の服1着持っとくんだった』


エマ｢エマはネェのいつものファッションセンス好きだよ
ネェは何着ても似合うもん｣


ニコッと笑って言うエマに少しうるりと来てしまった
なんて可愛いの私の妹！大好き！



そうよね。彼氏とのデートとか言うわけじゃないんだから何着たっていいよね


私は結局昨日決めていた服に着替えることにした

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