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突然なのだが近年、兄の佐野真一郎が死んだ



ものすごく優しくて、大好きな人だった

でも私はカッコつけて全く気にしてない雰囲気を醸し出してしまったのだ



月日は流れ思春期に入ったこともありバイトをしながら高校に通っている





これまた別の話なのだが最近見かける人が居るのだ


褐色の肌に銀の髪、耳には不思議なピアスをしていた
花札?のような、大きめのピアス


重くないのかな、なんて思いながら彼を見ていた
するとその彼も私を見てきたのだ



目が合って気まずいと思った私は直ぐに目線を逸らしてしまった


でも彼は私の方へ小走りで来る




そして目の前に来たのだ






『…はへ?』



このイケメンさん、私になにか御用ですか?


イケメンさんは私の顔をじっと見たかと思えばニコッと笑って言った



イザナ「俺、黒川イザナ。君佐野カエラちゃんだよね?」





これが私とイザナとの出会いだった



その日私はバイトがあるからとさっさと切り上げて去った


しかし次の日も彼は放課後正門に居た







イザナ「今日も逢いに来ちゃったカエラちゃん」




本当になんなんだろうこの人は





また次の日も



イザナ「カエラちゃん!」




その次の日も




イザナ「今日もバイト?」





彼は雨風関係なく毎日現れた





痺れを切らして私は彼に尋ねてみることにした




『あ、あの。あなたみたいな人に声を掛けられる覚えはありません!人違いじゃないでしょうか』


だいぶ上擦った声だったが目線を追わせるのもちょっと怖いし緊張してたので勇気出して言った

言ってやった




すると彼は思わぬことを言ってきたのだ





イザナ「ご、ごめんね。、。前に街で見かけた時に可愛いなって思って、それで…」




え、可愛い?私が?
外国の方には私は可愛く映るのだろうか


私は顔を上げた



そしてその瞬間時が止まったようだった










彼は顔を隠して恥ずかしそうにしてたから





イザナ「そ、その。1回だけでいいから、デートして貰えないかな?」

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十六夜 - 見るのが遅れてしまった…今回も神でした!!更新頑張ってください!!! (3月30日 20時) (レス) @page11 id: 421f2e0411 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 初コメ失礼しますっ!!!イザナくん…惚れてきてるな(・∀・)大好きな話なので楽しみにしています!!頑張ってください! (3月28日 11時) (レス) @page10 id: 421f2e0411 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茶々丸* | 作者ホームページ:http://sakuya.uranaituku-ru  
作成日時:2023年5月28日 22時

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