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ある時はゲームセンターで遊んだ。彼は意外とゲームが苦手らしくバトル型のゲームではカエラが圧勝だった
またある時はショッピングを楽しんだ。
彼はあまり明るい場所何かは好きじゃないらしく、私が服とかを眺めてるのをじっと見ていた
またある時は映画鑑賞に行った
恋愛映画が見たかったのだが、彼は乗り気じゃなくてアクション映画が見たいと言い出す。結局は間をとってホラーサスペンスのものを観た
そんなふうに日常と共に彼との日々を楽しんだ
しかしそんなハッピーエンドは訪れない
もしこれが物語ならば、きっとひとつの章が終わったのだろう
またある時は…
『っ…なんで、』
ちょっと刺激的な、大人な彼を偶然見てしまったりなんて
月夜に照らされる彼の服はいつもと違う、真紅のドレスのような服を身にまとっていた
これは知っている。弟も着ていたようなもの…
”特攻服”というものだ
なにかの見間違いだろうか…しかし彼はそこに居る
自分の愛する人
黒川イザナはそこに居た
イザナ「…見られちまった」
彼は誰かへ電話を掛ける
コール音が微かに聞こえ、直ぐに電話に出た相手と会話をする
そしてこちらへ近寄ってきた
『っ、イザナ…く…、』
彼の足元には誰か男の人が寝そべっていて、手から滴り落ちる血痕が喧嘩をしていたのだと脳が理解してしまう
怖い、怖い…
今すぐに逃げたいのに足が竦んでしまう
この男は、こんな人だったのか
イザナ「見られたくなかった
お前に、こんな姿…」
『本当に…イザナくんなの…?』
イザナ「そう、って言ったら…お前どうすんの」
『どうするって…』
何時もの優しい声と言葉じゃない。
冷たい目が突き刺さるかのようだ
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十六夜 - 見るのが遅れてしまった…今回も神でした!!更新頑張ってください!!! (3月30日 20時) (レス) @page11 id: 421f2e0411 (このIDを非表示/違反報告)
十六夜 - 初コメ失礼しますっ!!!イザナくん…惚れてきてるな(・∀・)大好きな話なので楽しみにしています!!頑張ってください! (3月28日 11時) (レス) @page10 id: 421f2e0411 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶々丸* | 作者ホームページ:http://sakuya.uranaituku-ru
作成日時:2023年5月28日 22時