1話前半3 ページ6
レイ「標的がどう動くか、『鬼』がどう攻めてくるか、状況を観察、分析し常に敵の策を読んで利用する思考が必要になってくる、体をフルに使ったチェスみたいなものだ。」
エマ「……鬼ごっこが？」
レイ「少なくともこいつらがやってんのはそういう遊び」
ノーマン「そこが鬼ごっこの面白さでしょ？」
A「そうですね…」
レイ「な？だから強いんだよ」
エマ「―で当然レイにもあるんだ、“戦略”ってヤツが」
ノーマン「あるどころかレイは僕なんかよりずっと策士だよ、けどAと雪が組んだ方が上かも」
雪「えっ？僕とAがですか？」
レイ「オイ」
エマ「敵の策を読む…か…」
雪(なぜレイの戦略よりも僕とAが組んだ方が上なのでしょうか？)
「やっぱり違ぇな、あの5人は」
「あのレベルが1度に5人…ハウス史上初だって」
「あ〜〜そりゃママも喜ぶわ…」
「勉強も運動も異様に飛び抜けてるもんな」
「そうね」
「中でも断トツの頭脳を持つ天才ノーマン
その天才と唯一互角に渡り合える博識で知恵者のレイ
抜群の運動神経と驚異的学習能力で常にほか4人に追随するエマ
そして、2人が手を組むと勝てる人がいなくて天才3人をも超える双子のAと雪」
「マジ何食ったらああなるんだよ！！」
ギルダ「食べてるものは同じよ♡きっと私達とは神経の出来が違うんだわ」
ドン「要するにバケモンなんだよ、ハウスが生んだバケモン！」
「だが、常人には常人の戦い方がある！
ノーマン、リベンジだ！2回戦やろうぜ！
次ノーマン以外全員『鬼』！ってのはどうよ」
全員(せこっ…！！)
ノーマン「いいよ、捕まらないから」
ドン「言ったな〜、後悔すんなよ、最後絶対に捕まえようぜ、コニー！」
コニー「うん！」
エマ「コニーもいよいよ今日で最後かぁ…」
A(最後の字はこっちの最期なんですがね……)
ノーマン「また僕ら先を越されちゃったね」
雪「？A？どうしたのですか？顔色が悪いですよ？」
A「い、いえ！なんでもないですよ！少し疲れたので全員で『鬼』というのは休んでますね」ﾆｺｯ
雪「分かりました…気をつけてくださいね！」ﾀﾀﾀﾀｯ
A「ふぅー」
レイ「お前、俺みたいだ生まれた時から記憶あるだろ、鬼の存在とか知っているだろ？」
A「…なんのことですか？僕はただ、本当に疲れただけですよ」ﾆｺｯ
レイ「ふーん……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アニメ好き | 作成日時：2019年4月21日 17時
