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1話前半1 ページ4

ご飯を食べ終わったあとは毎日の勉強。
“将来のために”、“私たちのために”
ママはこのテストを『学校』の代わりだと言った。

雪「頑張りましょう!A!」
A「はい!そうですね!」

“AGE11 type1
各問10秒以内にに答えなさい。それでは始めます。
第1問
立体Aの展開図として正しくないものを選びなさい。”

チッチッチッチッ
ピッ

ビー!
“第2問
次に描かれた立方体の総数を……”

チッ
ピッ

ビー!
“第3問
この数列の第50項目に来る数を……”

チッチッチッ
ピッ

ビー!
“―第18問
次の不等式の表す領域を……”

ピッ

ビー!
“第25問”

ピッ、ピッ

チッチッチッ
ピッ

“―第32問”

ピッ

ビー!
“―第46問”

ビー!
“―第59問
以下の条件を満たすとき導き出される関係式を……”

ビー!
“―第60問”

ピッ

“続けてtype2”

「ハー」
「終わったぁ」
「つかれたぁー」
「まぁ、半分は行ったろ!」
「半分も!?すごっ」
「いいな〜、私なんか全然…最近ずっとだよ」
ママ「結果を返すわね〜
ノーマン、レイ、エマ、A、雪
凄いわ、5人とも!また300点!満点よ!」

僕達はテストが嫌いではなかった。
ママが褒めてくれるのは嬉しかったし、終われば思いっきり遊べたから。

ドン「うへっ、ノーマンが『鬼』だ」
エマ「レイは?」
レイ「パス」
エマ「チェッ、たまには混ざればいいのに…
A達は?」
A「そうですね…今日はやm 雪「僕達もやります!」ちょっ、雪!?」
ノーマン「OK、数えるよ!」
A「もう!雪!恨みますよ!エマ!雪!!一緒に行きましょう!」
エマ「もちろん!」ニコッ
ノーマン「いーち、にーい、3、4、5、6、7、8、9、10…ほぼ森に散ったな」

木登りやかくれんぼ、鬼ごっこは刀剣男士だった頃から本丸でやっていた。だから転生してこの世界に来てからもこの森でよく遊んでいた。
穴のある木、その先に資格になる岩、ハウスを囲む四方の森は勝手知ったる子供達の『庭』だ。
―ハウスの敷地は広い、けど近づいてはならない場所が2つある。
外へと通じる『門』と森の『柵』の向こう。
理由は重要ではなかった。
ハウスにいる限り守るべき規則。
“僕達は『外』へ出てはならない”…
だから僕達もまだ『外』へ出たことがない。
けれど『門』へは1度だけ内緒で行ったことがある。
普段は閉じてて誰もいない廃墟みたい。

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作者名:アニメ好き | 作成日時:2019年4月21日 17時

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