6話後半1 ページ27
ノーマン「それはわからない……」
レイ「でもだから俺達にはママの策が今一つ読めない。敵の出方がわからねぇ以上ことは一刻を争う。
分かるな?エマ、雪」
エマ・雪「「うん!/はい!」」
ママが何を考えるかわからない。
つまりいつどんな策を打たれるかわからない。
いつどんなピンチが…死に繋がるピンチ
そうなる前に!!一刻も早く!!
チャンスは絶対潰せない。
次に私たちが、いや私がすべきこと。
レイ「俺たちじゃ近寄れない」
A「僕は今日、小さい子達の面倒みで行けません…」
エマ「任せて、私と雪がキャロルから発信機のヒント掴んでくる!ね!雪!!」
雪「はい!お任せ下さい」ニコッ
私達全員…必ず生きて農園を出る!!
負けない、鬼にも、あの大人二人にも
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シスター「やっとこちら側に戻って来られた機会をいただき感謝します」
ママ「私は“補佐役”を1名要請しただけ。
特にあなたを呼んだわけではないわ」
シスター「先輩のお噂はかねがね。
最年少で飼育艦に抜擢。上物以上の育成数は全棟歴代トップとか。
尊敬する先輩の下で働けて光栄の至りです」
ママ「社交辞令は結構よ。
無駄なお喋りは止めて仕事の話をしましょう
バサササッ
私の可愛い子供達の資料よ。今ここで覚えなさい。
毎朝テストで満点をとるより簡単でしょう?」
シスター「((ニッ
ところで私は何の仕事で呼ばれたのですか?
いえ、ありがたい限りですが…
ママ「秘密を知られた」
!!?」
ママ「子供二人に秘密を知られたのよ。荷台も見られている」
シスター「でっでは…規則通り…直ちに見つけて即時出荷をーー
ママ「待ちなさい」
!」
ママ「大丈夫よ。必要ない。既に“標的”の見当もついている。出荷まで逃がさなければいいのよ。
私の子供は特別なの。これは農園の利益でもある」
シスター「上に……報告しないんですね…?」
ママ「しないわ。“標的”は私がしかるべき手順で処理する。あなたは“見張り”…
何も考えず、ただ“見張り”でいればそれでいい……
この家の主は私。あなたは“補佐”。
あなたには私に準じた権限を与えるけれど、あくまで私の指示に従ってもらうわ。
いいわね?シスター・クローネ」
シスター「イエス、マム、イザベラ」
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作者名:アニメ好き | 作成日時:2019年4月21日 17時