第6話前半1 ページ25
ママ「新しい弟妹、キャロルよ」
弟妹が増えた。
「そして、シスター・クローネ」
鬼の配下 ママの手下? 監視の“目” 2人目 妨害者
敵が増えた
ノーマン「3歳以下が16人……」
レイ「敵ももはや“ママ一人”じゃない…」
A「これはーー」
雪「A…」
A「逃げにくくなりましたね…」
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ママ「はい、じゃ気をつけて遊んでらっしゃい」
「ママは?」
ママ「あとで♡
ママはシスター・クローネとお話があるの」
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ノーマン「くそっ!」
A「まずいですね…鬼の配下がもう1人…」
雪「しかも場所は子供部屋の中央ですよね?」
ノーマン「食料庫のスペース確認、予備のリネンの点検、僕らは敵を迎え入れる準備をみすみすさせられていたってことだ。
考えればわかったのに…!」
レイ「けど、わかっても防ぎようはなかったろ。何をそんな…」
ノーマン「防げたとかそういうことじゃない…
ママはヒントをぶら下げていた……ただ不意打ちを与えるだけならあの3つの仕事はさせていない」
ノーマン(読めたはずが読めなかった…出し抜かれた。その時点で既に僕はママに負けているんだ!
ママ一人出し抜けば……)
甘かった…甘く見ていた。
僕らは未だに手の上の子供…その先に待つのは確実に
ー死
ノーマン「あのママを超えなければ脱獄はないんだ」
雪「ーでも、だったらそう怯ませるのも狙いなんじゃないでしょうか?ママの」
レイ「だよな、『戦略において俺達より上
』、『お見通し』、『諦めろ』。
わざわざヒントをぶら下げてたなら恐らくそれを見つけるため。相手のペースに乗ってやるこたねぇだろ。最後に逃げちまや勝ちなんだ。俺達のな」
A「では…嘆いても敵を喜ばせるだけ、逆に喜べばいいんですね?」ニコッ
エマ「えっ?」
レイ「情報源が増えたってな」ニコッ
あっ!
レイ「丁度、情報が欲しかった。その意味では悪くない」
エマ「“タダで負けない”」ニコッ
レイ「ーああ、最後に勝つのは俺達だ」
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作者名:アニメ好き | 作成日時:2019年4月21日 17時