1話 ページ3
僕達はレベルを上げてる時に検非違使に出会い、そして折れた。
折れた刀は普通は本霊に戻るはずなのだがどうやら僕達は不具合で人間に生まれ変わってしまった。
僕達を産んだ母は「ごめんなさい…あなた達を産んでしまって……。でも、2人とも女の子、上手くいけば長生きはできる。頑張って生きなさい」と僕達に行った。
『生きなさい』とはどういう意味だ？と考えている間に左耳にチクッと痛みが走った、泣くほどではなかったが少し痛かった。
あとからイザベラが来て僕達を受け取った。その間に僕達は‘鬼’と言う生き物を見た。恐ろしかった。こんなものに食われる運命だったと知った時はAだけは泣きそうになったが妹に泣き顔を見せないように頑張ったのだろう。
僕達が驚いている間に今のハウスに着いてしまった。
その５年後僕たちには同じ道を通る‘仲間’がいた。
それがエマ、レイ、ノーマンの3人だった。
3人は僕達のことを兄弟のように慕ってくれた。
3人を見てるといち兄達を思い出すけど、ここでの暮らしは物凄く楽しかった。
そして、気づかない間に6年もの月日が経っていた。
〜6年後〜
ぴったり6時。ハウスの朝は鐘の音で始まる。
カランカラン
Aと雪が鐘の音がなる前に着替えをしているといつもの明るい声が聞こえた。
エマ「みんな起きて〜！！朝ごはん遅れるよ〜！！」
「待て待て〜い！」
「待た〜ん！」
「コラ！遊んでいないで支度しな！」
「エマ〜靴履けない〜！」ﾜｧｧﾝ
「紐も結べない〜！」ﾜｧｧﾝ
「今行くー！泣かないでー」
と言う様々な声。
Aと雪はそんな声を楽しみながら大広間に向かっていた。
A「おはようございます、ノーマン、レイ」ﾆｺｯ
雪「お二人共、おはようございます」ﾆｺｯ
ノーマン「おはよう、2人共」
レイ「おはよ、あれ？どっちがAでどっちが雪？」
雪「もう！僕が雪でこっちがAですよ！髪型が違うんですから間違えないでくださいよ！」
A「まぁまぁ、雪、落ち着いてください」ﾆｺｯ
4人で話していると後ろからドタドタと足音が聞こえてきた。
エマ「ほっはよー！ノーマン！レイ！A！雪！」
ノーマン「おはよう、エマ！」
A/雪「「おはようございます！エマ！」｣
レイ「ほはよー、エマ」
いつも元気なエマが部屋に入ってきた。
これが、いつもの僕達の暮らし…だった。
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作者名：アニメ好き | 作成日時：2019年4月21日 17時
