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4話後半1 ページ18

エマ「レイのおかげで今わかった。これはそういう脱獄なんだ」
レイ「なっ…“そういう…脱獄”…?」

エマ「私は折れない」

もう泣かない

エマ「決めたから。
ーだからレイが折れてゴチャゴチャ言わずに力を貸して!!」
雪「僕は賛成ですよ!エマの協力をします!」ニコッ
エマ「ありがとう!雪」ニコッ

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レイ「オイコラ、保護者達ちょっと来い!
あのバカ達なんとかしろ!無茶苦茶だ!」

ノーマン「ねー本当!!でもよかった元気で☆」ニコッ
A「そうですね!初めはちょっとビックリしちゃいましたけど元気で安心しました!」ニコッ
レイ「じゃなくて!!止めろよ!死ぬぞお前ら4人共!!お前らは最初から分かってんだろ?」

ノーマン「エマが…泣いたんだ、普段めったに泣かない子なのに。…怖いから泣いているんだと思った。僕も怖かったから…雪だけ真顔だったけど、でも違ったんだ。僕と雪は死ぬのが怖かった…。けど、エマは家族が死ぬのが怖くて泣いていたんだ。

A「……」
ノーマン「すごいよね…あの状況で何かを守ろうと考えられるんだ。」
レイ「でも正しくない!!泥船だぞ!
…ぶっちゃけ5人だろ…5人なら逃げられる!
お前らは正しい。自分を恥じるな。情で判断をねじ曲げるなノーマン!!A!!」
A「違いますよ、レイ」ニコッ
ノーマン「僕達も泥船を作りたいんだ」
レイ「……は…なんでだよ。
お前らは違うだろ!?もっと冷静で…いつだって“正解”を…」

ーそうだ。俺より、誰より、お前達こそー

レイ「なのに、どうして…」
ノーマン「好きだから。
好きだからエマには笑っていてほしいんだ」
A「僕は守りたいんですよ、みんなの笑顔を…もちろん、レイもですよ?」ニコッ
レイ「………頭おかしいだろ…
それでエマが死んでもいいのかよ!!」
A「死なせませんよ」
ノーマン「そのために僕達は自分を利用するんだ。
幸い、僕はやろうと決めてできなかったことは1度もないんだよ〜」

ノーマン「泥も焼けば器になるでしょ、土によるけど、泥舟が必ずしも沈むとは限らないよ」
レイ「馬鹿げてる!」
A「…そうですね。
どうします?僕達もエマも正気じゃありません。完全に血迷ってます。」ニコッ
ノーマン「ほっとけないだろ」

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会話のところ、長文すぎて読みにくかったので間を開けました!

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作者名:アニメ好き | 作成日時:2019年4月21日 17時

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