転生したら国の姉でした

33話 ページ35

イタリアを落ち着かせて置いといたあとに、私はアメリカとイギリス2ところに向かった。
どうやらあっちの世界のイギリスはアメリカのことが欲しい見たい。

A「今度こそ…無事でいてよね！」

〜その頃〜

アメリカside

大変だ！こっちのイギリス、crazyすぎなんだぞ！
しかも人形のbareを抱いてるぞ！

イギリス2「アル、こっちにおいで」ﾆｺｯ
アメリカ「はい、そうですか！って言って行くわけないだろ！しかもこっちのイギリス、怖くないしさ！」
イギリス2「おい、大英帝国様をなめるんじゃねーぞ？」
アメリカ「っ！！」
イギリス2「なんてな、そうだ、俺はもう弱いんだ。弱くて怖くもない。だから安心しておいで」ﾆｺｯ
アメリカ「嫌なんだ…ぞ！？」

ギュッ

な、なんだい？これ！身体が勝手にイギリスの方に……

イギリス2「アルには呪いをかけた。俺に触れれば死ななくて済む、触れなければ…死だからな？気をつけろよ？」ﾆｺｯ
アメリカ「ちょっ、」

こっちのイギリスはヤバいんだぞ！

イギリス2「あったの俺よりこっちの俺の方がいいだろ？アル…永遠に俺の隣にいてくれよな」ﾆｺｯ

このイギリス…見た目は似ててもやっぱり違うんだぞ。
俺の事を育ててくれたイギリスはこんなこと言わない。物凄くウザイけどいつも仲良く接してくれる。
こっちのイギリスより……好きだな。

アメリカ「俺は君の隣にいられないんだ。ごめんね？」
イギリス2「あ、アル！俺から離れるな！！」

ザシュッ

あぁ、全てこれで良かったんだ。

イギリス2「ァ、アル…！」
アメリカ「イ、ギ……リス、だ、いす…きだっ、ぞ……」ﾆｺｯ
イギリス2「アル………子守り……歌は、何が…いい…？」

バタッ

A「アメリカ……！！あっちの世界のイギリス…！！」
イギリス2「A…いや、母さん…」
A「っ！まぁ、言ってることは間違ってないよ……でも、みんなの前でお母さん呼びは止めて。あと…私たちを国だから……早く、戻るでしょ？生き返ってよ…アメリカ、私、イギリスに怒られちゃうよ……」
イギリス2「母さん……」ギュッ
A「うぅ……」

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