7_君は君のままで ページ8
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ディオside
『すまんな…ジョジョみたいに優しい声掛けが出来なくて』
そういうとAは驚いた顔をして見せた
A「まぁたしかに…ジョジョは小さな気遣いが出来てとても優しくてさりげなく守ってくれたりしてとっても優しいよね〜」
嫌味ったらしく俺の方を上目遣いで見ながら言ってくる
確かに,ジョジョは俺より思ったことを頭で変換して賢く言葉にすることが出来る
それに比べて俺は思ったことを単発的に言う癖がある
どれだけ知性が勝っていたとしても、性格は変えられないものだ
A「……でも、ディオはディオだし、いつもツンケンしてるのがいいよ.そのままで、ありのままのディオがいいよ!」
Aが笑った瞬間、強い風が吹いた
風に吹かれているAはとても美しかった
今、自分が全肯定されたような気持ちになって心安らいだ
「俺は俺.」どう姿が変わってもその言葉をかけてくれるだろうか
ジョースター家を乗っ取ろうとしていることを話しても、俺との中を切らないだろうか
Aは俺だけの心の中で光り輝く
A「えっ??どうしたの?ディオー?」
『もう少しこのままで……いいか?』
ハグをしたらとても落ち着くんだ
少し動揺している君を見て見たかった
太陽のような月の光に照らされるのはなんだが気分が悪い
『A、俺はAの事が……』
言いかけてやめた
この先は俺が決断してからちゃんと言う
俺が、決断してから
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作者名:ななせさん | 作成日時:2022年3月8日 22時