隣の吸血鬼。

むさくるしいおす。 ページ12

遥輝「今度の土曜日何しよか。俺オフなんやけど。部活あんの？」
『無いー』

リビングで遥輝とゴロゴロ。

遥輝「映画観に行くー？」
『んー、何観んの？』

そやなー、っていいながら私の背中に手を置く遥輝。重いってば

♪♪♪

『遥輝ー、携帯鳴ってる』
遥輝「あー、哲人からや」

哲人って、山田哲人？

遥輝「もしもしー？今度の土曜日？まだ決まっとらんけど」

いいなあ山田哲人と電話できるなんて
まあ私も日ハムの人とは番号交換したし、今宮さんとギータさんも知ってるけどさ
それで十分か←

遥輝「え、まじで？ええの？あ、親戚の、、そっちが本命かい(笑)おん、分かった。またな」
『どしたの』

遥輝「明日は神宮行くで！」
『ええ？』

遥輝「哲人がチケットくれるって！巨人戦の。」
『ほんと！？』

遥輝「Aに会いたいらしいわ」
『ええ、なんで山田哲人が私の事知ってるの』

なんでやろなー、と笑う遥輝。絶対アンタが言ったんでしょ
ってか、巨人戦か！！！！楽しみ


・・・・
神宮なう。

『はああああ、神宮来たの初めて！』
遥輝「アホみたいな顔せんで行くぞ」

遥輝について、関係者入り口から入る。まじで、私みたいなやつがここに入っていいのかいまだに疑問。

遥輝「哲人ー」
山田「おー、来たんか」

おおおおおおおほほほほ、本物だ！！！

山田「この子がAちゃんやっけ？」
遥輝「そやで」
『こここここんにちはっ』

やばいやばい緊張するっ、もっと可愛いカッコして来ればよかったかな

山田「似てへんなー遥輝より可愛いやんけ、目もでかいし」
遥輝「なんや俺が細目や言いたいんか(笑)」

褒められたっ

モフッ

『ん？』

モフッとした感触に後ろを見ると、巷で噂の畜ｐ違った、つば九朗。

つば「てつと、またおんなのこをくどいてるの？」

まん丸い文字でスケッチブックに書き込んでる。

山田「ちゃうわ！こいつは遥輝の親戚なんや」
つば「こんにちは。おなまえは？」

『こんにちは。Aだよ』
つば「Aちゃんっていうんだ、へえ。なんかきにいっちゃった！」

『あっ、ありがとうっ』
つば「ここは、むさくるしいおすたちのそうくつだから、きをつけてね」

山田「むさ苦しい雄、、って、お前も雄やろっ」
つば「あっ、おまえっていった。ふてきせつ。」

山田「うざいやっちゃなー」
遥輝「じゃあ、俺達、巨人の方の選手にもちょっと話あるから、またな！」
『あっ、頑張って下さい、山田さん、つば九朗さんっ、バイバイ」


続く

ｶﾜ(・∀・)ｲｲ!!→←バーンッ、よ

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